健康習慣が続く人・続かない人の違いとは?“頑張らないけど続くコツ”をネスレが提案
「運動しなきゃ」「食生活を整えなきゃ」「睡眠もしっかり取らなきゃ」。健康のためにやるべきことは分かっていても、情報や選択肢が多すぎて、考えるだけで疲れてしまうこともありますよね。そんな“健康疲れ”に、ネスレ日本が新たな提案です。
2026年9月29日、東京・原宿でネスレ日本主催の「大人の健康計画」新製品発表会が開催されました。当日は、老年学や予防医学の専門家を迎え、健康習慣を無理なく続けるためのヒントをテーマにトークセッションを実施。あわせて、新商品3種の試飲も行われました。
専門家が語る「無理なく続けられる健康習慣」のコツ

会場には、老年学者の島影真奈美さん(写真・左)、予防医学研究者の石川善樹さん(写真・右)が登壇。ネスレ日本株式会社 飲料事業本部 ホワイトカップビジネス部長の都間友紀子さん(写真・中央)とともに、健康習慣を無理なく続けるにはどうすればいいのか、老年学や予防医学の視点から語りました。
健康について考えるだけで疲れる? 2人に1人が感じる「健康疲れ」
まず発表されたのが、ネスレ日本による「全国の20代~60代の男女1,000人に聞く、健康習慣に関する調査」です。調査では、56.1%が「健康のために頑張ろうとするほど負担に感じる」、53.0%が「健康について考えること自体に疲れる」と回答しました。
健康への関心がないのではなく、健康を意識するからこそ、情報や選択肢の多さに戸惑い、行動に移せなくなっている。ネスレ日本はこうした状態を「健康疲れ」と捉えています。
約7割が「選ぶのが大変」、十分に実践できている人は5.1%

健康によいとされる商品や方法についても、67.7%が「多すぎて選ぶのが大変」と回答。さらに67.0%が「迷った末に結局何も選ばないことがある」と答え、40代ではその割合が74.0%にのぼりました。
一方、健康のために取り組みたいことを「十分に実践できている」と答えた人は、わずか5.1%。全体の80.5%が、自分の健康への取り組みは「十分ではない」と感じています。「健康に気をつけたほうがいい」と分かっていても、何を選び、どう続ければいいのか分からない。そんな状態そのものが、健康習慣を始めるハードルになっているようです。
健康習慣が続く人・続かない人、その違いは?
では、健康習慣を続けられるかどうかの分かれ目とは? 習慣化について研究してきた予防医学研究者の石川善樹さんからは、少し意外な言葉が飛び出しました。
「習慣化のために大事なのは、無理して始めるぐらいなら初めからしない方がいい」
「やるぞ」と意気込んで始めても、途中でやめてしまえば「続けられなかった」と自分自身にがっかりしてしまうこともあるといいます。
石川さんが続けられるかどうかの最大のポイントとして挙げたのは、「その行動が楽しいかどうか」。たとえば、健康のためにジョギングを始めても、続けているうちに走ること自体が楽しくなる。さらに習慣として定着すると、今度は「走らないと気持ち悪い」と感じるようになることもあるといいます。
最初から「これで人生を変える」と大きく構えるのではなく、日常生活のほんの少し先の延長から始め、自分に合っていて楽しいと思えることを見つける。それが健康習慣を続けるためのポイントだと語りました。
つまり、「頑張って始める」よりも、日常の延長で無理なく始め、楽しさを見つけられるかどうかが、健康習慣を続けるひとつのポイントといえそうです。
健康は完璧な1日より「日々の積み重ね」

老年学者の島影真奈美さんは、WHO(世界保健機関)が示す「健康的な老い(Healthy Ageing)」について紹介。単に病気がないことを指すのではなく、「これまで大切にしてきたことを、これまで通り大切にできること」が重要だと説明しました。また、老いのメカニズムにはさまざまな要因が絡み合っているため、「この食品さえ食べていればいい」「この運動さえしておけば大丈夫」というものではないと島影さん。
「1日100点」を目指さなくていい
「これさえやればいい」という特効薬がないことは、一見すると残念にも思えます。しかし、それは私たちにとって「いいことでもある」といいます。
健康によい生活をたった1日だけ100点にしようとするのではなく、日々の生活を少しずつ変えていく。その積み重ねが、明日、1年後、3年後の健康につながっていくからです。「どれだけ頑張ってやろうというよりは、頑張らないでやれることをやっていくのが大事」と島影さんは語りました。
健康を「新しいタスク」にしない。ネスレが提案する“置き換え”
こうした「健康疲れ」を背景に、ネスレ日本が2026年10月1日に発売するのが「大人の健康計画」シリーズです。
キーワードは、「今の生活のまま、無理なく、おいしく」。
新しいサプリメントを追加したり、新しい健康法を始めたりするのではなく、すでに毎日の生活にあるものに健康という視点を掛け合わせる。そこから生まれたのが、「いつもの一杯を置き換える」という発想です。

ネスレ日本 飲料事業本部 ホワイトカップビジネス部長の都間友紀子さんは、「健康を新しいタスクにしない。毎日の一杯を健康習慣の入り口にする」と、その狙いを説明しました。第一弾として登場するのが、「活動」「休息」「栄養」という3つの日常課題を入り口にした3製品です。

日中はたんぱく質を手軽に取り入れる一杯、夕方から夜はカフェインレス+GABAの一杯、日々の食生活には1日分の鉄分を摂れる一杯と、それぞれ異なる健康ニーズに合わせた3つの選択肢を提案しています。新しい習慣を増やすのではなく、普段飲んでいる一杯から置き換えられるのが3製品に共通する特徴です。
実際に3商品を飲んでみた
発表会では、新商品3種の試飲も行われました。
日中の一杯に「ネスカフェ プロテイン カフェラテ」

「ネスカフェ プロテイン カフェラテ」は、1本あたりたんぱく質4.0gとビタミンB6 0.70mgを配合。たんぱく質の大切さは分かっていても、毎日の食生活を大きく変えたり、たんぱく質を意識した食事や運動を新たに始めたりすることに負担を感じる人に向けた商品です。いつものカフェラテを置き換えることで、食生活を大きく変えずにたんぱく質を取り入れられます。
実際に飲んでみると、思ったより甘さは控えめ。後述するGABA カフェインレス ラテよりは甘みがあり、味わいもしっかり濃いめです。
夜にほっと一息「ネスカフェ GABA カフェインレス ラテ」

「ネスカフェ GABA カフェインレス ラテ」は、GABA100mg、ビタミンB6 0.70mg、ビタミンB12 0.60μgを配合したカフェインレスのカフェラテ。
睡眠や休息の大切さを感じながらも、そのために新しい習慣を始めたり、生活を大きく変えたりすることに負担を感じる人に向けた商品です。夕方から夜の一杯として提案されています。
3商品の中ではもっともさっぱりとした印象。甘さはほんのりで飲みやすく、夜にほっとひと息つきたいときにも取り入れやすそうな味わいでした。
朝の一杯に「ネスレ おとなミロ 1日分の鉄分」

「ネスレ おとなミロ 1日分の鉄分」は、1本と牛乳150mlを合わせることで、1日分の鉄分6.8mgに加え、カルシウムとビタミンDを摂取できます。
日々の食生活で鉄分を意識していても、忙しい毎日の中で継続的に摂ることが難しいと感じる人に向けた商品です。朝食時など、いつもの飲み物を置き換えるだけで取り入れられるスティックタイプです。
牛乳で割って飲んでみると、「これこれ」と思う、まさにミロらしい味。子どもの頃に飲んだミロの記憶と比べると、甘さはわずかに控えめに感じました。
ちなみに島影さんも、栄養機能食品には独特の味があるイメージを持っていたものの、実際に飲んで「本当においしい」と驚いたそう。「おとなミロ」については、冷たい牛乳にもすぐ溶け、忙しい朝でも作りやすかったことも印象に残ったと話していました。

3製品はいずれも4本入り375円(税込・希望小売価格)で、10月1日から全国のドラッグストアなど(スギ薬局、ベイシア、西友)で展開。30本入りは11月1日からAmazonで販売予定です。
「気づいたら健康になっていた」くらいがちょうどいい?
発表会の終盤、島影さんは、健康づくりは「やるぞ」と気合を入れて行うものではなく、日常の中に溶け込んでいくものになればいいのではないかと話しました。
健康が「押し付けられている宿題」ではなく、うれしく、楽しく、当たり前のように生活の中にある。その結果、「気づいたら、結構健康になれてるじゃない」という状態になり、手応えが生まれることで、さらに続けやすくなるのではないかと語ります。

今回のトークから見えてきた、健康習慣を続けるためのポイントは、最初から100点を目指さないこと、日常の延長から無理なく始めること、そして自分が「楽しい」と思えること。
「健康のためにもっと頑張らなければ」と考えるよりも、今の生活から無理なく変えられることを見つけてみる。そんな“頑張りすぎない健康習慣”が、結果的に長く続けるコツなのかもしれません。
<Text & Photo:MELOS編集部、オフィシャル素材>








