起きてすぐランニングしていい?起床して何分後が効果的?朝ランの豆知識
健康やダイエットに効果的と言われる「朝ラン」。毎日朝に走ることで、痩せた、体調がよくなった、仕事へのモチベーションが高まったという話もよく聞きます。
ところで、朝ランの素朴な疑問。起きてすぐ走っていいのでしょうか。
朝食は朝ラン後がいいというのは分かりますが、目覚めて顔を洗って、さあ走ろう! と外へ飛び出しても大丈夫? 管理栄養士・ジョギングインストラクターの深野祐子さんが回答しています。
朝ランは起床後どれぐらいでスタートするのがベスト?
「起床後すぐのカラダは血圧の変化が大きく、体温も低い状態で<走るモード>にはなっていません。また、就寝中にかいた汗で水分不足状態でもあり、目覚めてすぐのランニングはおすすめしません。起床後20〜30分程してカラダを<走るモード>に切り替えてからスタートするのがおすすめ」(深野さん)
朝ランをスタートするのは、起床後のカラダが走るモードに切り替わってから。
起床後、まずは水分補給。そして血液を全身にめぐらせるためのストレッチやウォーミングアップを行い、あるいはスムージーやバナナなどを食べて軽くエネルギー補給をし、時間を置くとよいでしょう。
朝ラン前は、100〜200kcal程度の軽食もしくはエネルギー補給のできる飲み物で起床後のエネルギー不足を補うようにします。軽食ならバナナのほか、おにぎりやロールパン、シリアルバーやグラノーラなど。飲み物ならオレンジやグレープフルーツジュース、豆乳、ヨーグルトドリンクなどです。
朝ラン後の朝食、なに食べればいい?パン派・ごはん派におすすめのメニュー より
[監修者プロフィール]
深野祐子(ふかの・ゆうこ)
管理栄養士・ジョギングインストラクター。Japanマラソンクラブでインストラクター兼フードアドバイザーとして市民ランナーに向け走り方の指導や食事の指導を行う
※本記事はMELOSで公開された記事「朝ラン時の朝食、いつ食べるのがベストなの? 」を再編集したものです。
<Text:京澤洋子(アート・サプライ)/Edit:編集部>