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2020年11月24日

寒いときに体を温める「鼻から息を短く吐く呼吸法」│LAVAの冷え改善ヨガ

 冬に向けて寒くなり、朝晩の気温差や衣服での体温調節の難しさなどでカラダの冷えを感じる人が多くなる季節です。「冷えは万病のもと」と言われているように、カラダが冷えてしまうことで、腸の働きが鈍くなり、便秘や免疫力の低下、慢性的な冷え性などの症状に悩まされます。また、全身の血の流れが悪くなることで、むくみや痩せにくいカラダになってしまいます。

 今回はカラダを中からカラダの内側から熱を生み出す“カパラバディ呼吸法”を、日本最大規模のホットヨガスタジオ「LAVA(ラバ)」のトップインストラクター竹村真紀さんから学びます。

「カパラバディ呼吸法」で期待できる効果

 腹部に刺激を加えながら呼吸を繰り返すことで、カラダの内側から熱を生むことができます。また、鼻から息を短く吐くと脳に刺激が加わり、頭がスッキリするので、仕事中の気分転換にもおすすめです。

「カパラバディ呼吸法」のやり方

1.あぐらで座り、背筋を長く伸ばす。おへそを囲むように、両手をお腹に添える。

2.息を吸って、お腹を大きく膨らませる。

3.お腹を強くへこませて、鼻から息を短く吐く。吐く動作を20回繰り返し、20回目はゆっくりと鼻から息を出しきる。これを1セットとし、計2セット行う。

効果を高めるポイント

・息を短く吐いてお腹が緩むと自然と息を吸っているので、吐く動作にだけ意識を向ける。
・腹圧をかけていても、背筋は伸ばしたままで、背中が丸まらないようにする。
・呼吸の速さは、1セット15~20秒程度が理想的だが、無理をせず一定のリズムで繰り返し行う。

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[プロフィール]
竹村真紀(たけむら・まき)
小さい頃から運動が大好きで、人と関わり、自分がずっと輝ける仕事がしたいと思い、LAVAに入社しヨガに出会う。入社後は岡山店の新店立ち上げに携わり、神奈川県や鹿児島県、福岡県と各地で店長を務め、2017年よりトップインストラクターに連続選出。丁寧な指導と時間や空間を大切にしたクラスにより、多くのお客様から支持を得ている。

[記事協力]
株式会社LAVA International
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<Text:編集部/Photo:株式会社LAVA International>