ケロッグ「オートミール」、お米の代わりになるのか。おいしい食べ方は“レンジで40秒”|編集部の食レポ (1/3)
ダイエットや筋トレに励む人の間で人気が高まっている「オートミール」。海外ではミルク粥にして食べる人が多く、朝食メニューとしてポピュラーな食材です。日本では離乳食としては定番ですが、一般的にはまだ馴染みが薄い食べ物でしょう。
日本ではクエーカーや日食が人気メーカーですが、コーンフレークで有名な日本ケロッグからも、オーツ麦100%のオートミールが発売されました。
白米の代わりになるのか? 他のメーカーと比べて栄養や味の違いは?お米っぽくなるおいしい食べ方も一緒にレポートします。
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ケロッグ オートミールの特徴
オーツ麦100%を原料とした無添加オートミールです。お湯やミルクを注ぐだけでお粥のようになるクイックオーツで、他メーカーのオートミールと同様、発酵性食物繊維(β-グルカン)を含んでいます。ちなみに水溶性食物繊維のβ-グルカンは糖の吸収をおだやかにし、血糖値の急上昇を抑える効果があるとされています。
メーカーに限らず、オートミールは食物繊維が豊富で、玄米と比べると約3倍も含まれています。また、カルシウム量も玄米の約5倍。ただしカロリーや糖質は白米と比べて大きな差はないので、食べすぎると当然太ります。
ケロッグ オートミールの調理方法
お米の代わりにする場合、以下がポイントです。
・お湯または水は、オートミールが浸る程度まで入れる(湿る程度だと少ない)
・レンジに入れ、オートミールが膨らむまで加熱する(40~50秒ほど)
熱湯を入れ、フタをして数分置いてもいいですが、やはり加熱したほうがモチモチ食感も強くなり、お米っぽくなります。ただし加熱しすぎるとレンジ内で爆発するので、できれば見守りながら温めるのがよいでしょう。目を離したすきにマグからあふれ出ます。
また、加熱しすぎるとねばりが強くなるので、まずはパッケージ裏に書かれた分量と加熱時間で作りましょう。それが1番安全でおいしい調理方法です。それから自分好みの柔らかさを追求するため、加熱時間を数秒単位で調整するのがよいでしょう。
ちなみにオートミールは、熱が冷めるとくっついて成形されるので、ラップで包んでおにぎりのように持ち運びできます。オートミールおにぎり、便利!
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