インタビュー
フィットネス
2017年9月28日

「マイナス10㎏に成功。もうマラソン中毒ですね(笑)」。サブスリーランナーの福島和可菜(前編)┃ガチでマラソンに挑む女性たち #2 (3/3)

トレーニングが定着するようになってからは、週に100kmを欠かさずに走っています。でも性格的に食事をガマンすることができないので、食事制限は一切しません。好きなものを食べるし、お酒も飲むし、毎日が食べ飲み放題(笑)。食事時間も毎日バラバラで不規則ですね。ただ、なるべく30〜50品目と栄養素を多めに摂ることだけは意識しています。

睡眠も仕事のスケジュールによってバラバラですね。あまり睡眠がとれなかった日は移動中に寝ることも。ストレスを溜めずに、しっかり食べてエネルギーを満たし、そのエネルギーを使ってたくさん走る。エネルギーをうまく循環させている感じですね。

2年半でマイナス10kg!体つきだけじゃなくメンタルにも変化が

—毎日が食べ飲み放題なんてうらやましい(笑)。トレーニングを初めて、どんな変化がありましたか?

何より体つきが変わって、2年半でトータル10kg痩せました。1年で−7kg、さらに1年半で−3kgというペースでしたね。体脂肪率も23%から11%まで落ちました。約半分ですね(笑)。全身の丸みがバランス良くとれて、腕や足の筋肉がキレイに出るようになりました。

—それはすごい! 精神面でも変わりそうですね。

走ってスッキリするのでストレスが溜まりづらかったり、走りながら抱えている悩みの整理整頓ができたり。ポジティブにもなるので、いいこと尽くめですね。さらに以前より食事をするのも楽しくなりました。睡眠や歯磨きと同じぐらいマラソンが習慣化しているので、もう走らないと調子が悪いぐらい(笑)。

—マラソンを始めたことで、仕事にも好影響がありましたか?

体力も精神力も養われたおかげで、何をしていても楽に感じられるようになりました。あとは、マラソンに関わるお仕事がどんどん増えています。ゲストランナーとして大会に出場する以外にも、大会のMCやマラソンにまつわるトークショーなど。これまでどんなふうにタイムを縮めてきたのかなど、リアルな経験談をお話させていただいています。

走ってマイナスになることって、本当にないと思います。ウェアとシューズさえあればどこでも走れますし。マラソンって中毒性があって、楽しさを実感できたらきっとやめられなくなりますよ!

⇒後編に続く!

[プロフィール]
福島和可菜(ふくしま・わかな)
1982年12月2日生まれ、函館市出身。元陸上自衛官。マラソンをはじめ、釣り、トレイルランニング、登山などアウトドアスポーツを趣味とする。「 東京マラソン2017」では2時間57分51秒で完走し、フルマラソンで自身の持つ女性芸能人最速記録更新。タレント業だけでなく、加賀谷はつみさんと歌った「ただいま」のCDリリースをするなど歌手活動も行なっている
【公式ブログ】https://ameblo.jp/fukushima-wakana/

▼後編はこちら

「マラソン大会ではご当地の観光や食事も楽しんで。トレイルランもおすすめ」。サブスリーランナーの福島和可菜(後編)┃ガチでマラソンに挑む女性たち #2 | ビューティ×スポーツ『MELOS』

<Text:小林香織(H14)/Photo:久保司>

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