
管理栄養士に聞いた「お茶をたくさん飲むと肌にいいってホント?」 (2/2)
飲み物でも肌を整えたい人へ! 効果的なお茶の飲み方
お茶で肌をサポートするために、3つの飲み方を意識してください。
飲み方1 少しずつ分けて飲む
コップ1杯程度を、1日に6~7回ほど飲むと良いでしょう。喉が渇いたと自覚するときにはすでに、体は乾燥しています。喉が乾く前に水分補給をしましょう。
お茶に限らず、水分を一気に飲んでも、体は水分を吸収しきれません。お茶などの飲み物は、少しずつ回数を分けて飲みましょう。
飲み方2 温めてから飲む
お茶は、お湯で煮出す・レンジで温めるなどしてから飲むのがおすすめです。冷たいお茶ばかり飲んでいると、体が冷えて、血行不良につながります。
飲み方3 カフェインを含むお茶ばかり飲まない
カフェインを過剰摂取すると、肌や体に悪影響を及ぼす可能性があります。カフェインを含むお茶ばかり飲まず、水やノンカフェインのお茶と組み合わせて飲みましょう。
ルイボスティーや麦茶やそば茶の多くは、ノンカフェインです。カフェインの過剰摂取を控えたいのなら、これらのお茶がおすすめです。
お茶は「肌に悪い」「ニキビが悪化する」って話もあるけれど……
A.冷たいお茶やカフェインを含むお茶をたくさん飲むと、肌荒れに繋がる可能性があります。
神原先生:冷たいお茶をたくさん飲むと、体が冷えて、血行不良につながります。その結果、くすみや乾燥などの肌トラブルが起きることがあります。
また、カフェインの過剰摂取は、血行不良や貧血につながります。貧血になると、肌細胞に必要な栄養素や酸素がスムーズに行き渡らず、ニキビなどの肌トラブルが発生するケースがあります。
■カフェインが含まれているお茶
・紅茶
・緑茶
・ほうじ茶
・玄米茶
・ウーロン茶 など
監修者プロフィール
神原李奈
株式会社Luce・健康検定協会所属、管理栄養士・食育栄養インストラクター。CA(客室乗務員)の仕事をきっかけに、健康と食の強い結びつきを実感し、食の世界に興味を持つ。大手料理教室の講師の経験を経て、栄養士を目指すことに。栄養士免許を取得後の現在は、現役CAとして世界中を飛び回りながら、栄養士として健康や食に関する情報を発信している。
<Edit:編集部>
※本記事は、mocobe(モコビ)で掲載されていた記事を、MELOS編集部が内容を精査・加筆のうえ再構成したものです。