ウェルネスフード
2025年8月5日

管理栄養士に聞いた「お茶をたくさん飲むと肌にいいってホント?」 (2/2)

飲み物でも肌を整えたい人へ! 効果的なお茶の飲み方

お茶で肌をサポートするために、3つの飲み方を意識してください。

飲み方1 少しずつ分けて飲む

コップ1杯程度を、1日に6~7回ほど飲むと良いでしょう。喉が渇いたと自覚するときにはすでに、体は乾燥しています。喉が乾く前に水分補給をしましょう。

お茶に限らず、水分を一気に飲んでも、体は水分を吸収しきれません。お茶などの飲み物は、少しずつ回数を分けて飲みましょう。

飲み方2 温めてから飲む

お茶は、お湯で煮出す・レンジで温めるなどしてから飲むのがおすすめです。冷たいお茶ばかり飲んでいると、体が冷えて、血行不良につながります。

飲み方3 カフェインを含むお茶ばかり飲まない

カフェインを過剰摂取すると、肌や体に悪影響を及ぼす可能性があります。カフェインを含むお茶ばかり飲まず、水やノンカフェインのお茶と組み合わせて飲みましょう。

ルイボスティーや麦茶やそば茶の多くは、ノンカフェインです。カフェインの過剰摂取を控えたいのなら、これらのお茶がおすすめです。

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お茶は「肌に悪い」「ニキビが悪化する」って話もあるけれど……

A.冷たいお茶やカフェインを含むお茶をたくさん飲むと、肌荒れに繋がる可能性があります。

神原先生:冷たいお茶をたくさん飲むと、体が冷えて、血行不良につながります。その結果、くすみや乾燥などの肌トラブルが起きることがあります。

また、カフェインの過剰摂取は、血行不良や貧血につながります。貧血になると、肌細胞に必要な栄養素や酸素がスムーズに行き渡らず、ニキビなどの肌トラブルが発生するケースがあります。

■カフェインが含まれているお茶

・紅茶
・緑茶
・ほうじ茶
・玄米茶
・ウーロン茶 など

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監修者プロフィール

神原李奈

管理栄養士神原 李奈株式会社Luce・健康検定協会所属、管理栄養士・食育栄養インストラクター。CA(客室乗務員)の仕事をきっかけに、健康と食の強い結びつきを実感し、食の世界に興味を持つ。大手料理教室の講師の経験を経て、栄養士を目指すことに。栄養士免許を取得後の現在は、現役CAとして世界中を飛び回りながら、栄養士として健康や食に関する情報を発信している。

<Edit:編集部>

※本記事は、mocobe(モコビ)で掲載されていた記事を、MELOS編集部が内容を精査・加筆のうえ再構成したものです。

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