インタビュー
2017年8月22日

筋トレとは「我が道を行くこと!」。業界初の“筋肉アイドル”才木玲佳さん(前編)【筋トレ女子 #2】 (1/2)

 日々ワークアウトに励み、しなやかな筋肉がついた美ボディをSNSを通して発信する女性たちが増えている。この企画では、そんな女性たちを「筋トレ女子」と呼びトレーニングの魅力や体を鍛えはじめたキッカケに迫る。

 第2回は、才木玲佳さん。彼女は武藤敬司選手が代表を務めるプロレス団体WRESTLE-1の公式サポーターである応援ガールズユニット「Cheer♡1」のメンバーであり、オーストラリア出身の女装パフォーマー・レディビアードとユニットを務める「DEADLIFT LOLITA」で歌って踊る“筋肉”アイドルでもある。さらに芸能活動のかたわら、女子プロレスラーとして試合に出場。持ち前の明るさと鍛え上げた肉体を武器に、幅広く活動している。

ダイエット目的で通ったジムが筋トレをはじめたきっかけ

 才木さんが体を鍛え始めたのは、大学4年生の時。最初はダイエット目的で、格闘技系のジムに通っていた。そこでトレーニングを続け、ふとK-1のアマチュア大会に出ようと思い立つ。

「自分のトレーニングの成果を見せたいと思うようになって、K-1のアマチュア大会の試合に出場しました。出場するにあたって本格的なウェイトトレーニングもやり始めたら、腕にけっこう筋肉がついたんです。力こぶをみた周りの人が『すごいね!』って褒めてくれたことがうれしくて、本格的に筋トレに取り組むようになりました」

 初戦は敗退。しかしそれが悔しくてさらにトレーニングにのめり込むようになった。そして何回か試合を重ね、彼女はプロレスにも挑戦することに。

「その頃、『Cheer♡1』が応援するプロレス団体『WRESTLE-1(レッスルワン)』がプロレスの学校を立ち上げることになって。もともと『Cheer♡1』としてプロレスを応援していたから馴染みはありますし、せっかくなら自分でも入学して、挑戦してみようと思ったんです。でもプロレスとK-1では戦い方がぜんぜん違いました」

 試合をしているときの自分は「完全に別人格!」だという。

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