私が感じる日米における“美の基準”の違い【NFLチアリーダー伊藤奈美のNYライフ #8】

みなさん、こんにちは！

NFL「ニューヨークジェッツ・フライトクルー（チアリーダー）」で、NY在住の伊藤奈美です。

先日、たまたまセントラルパーク内を歩いていたところ、こんな場面に遭遇！あれれ？水着の人がいっぱい!? まるでビーチのようです。

夏になると、セントラルパークは、水着姿で日光浴する人が本当に多い！日本では考えられない光景ですよね……？

今回は、私が感じている『日米の美の基準の違い』についてご紹介します！

NFLチアリーダーのオーディションを合格する上で『日米の美の基準の違い』を理解・実践することは必要不可欠だと感じました。頭では理解していても、実践するのはなかなか難しかったのです。

1.『フィットネス・ジム』のハードルがすごく低い！

ニューヨーカーは『フィットネス』への関心が高く、ジムへ通うことへのハードルがすごく低いです。女子のほとんどがジムに通っています。東京で働いていた頃、友人とよく『女子会しよう』と言っていましたが、「女子会」と同じような感覚でジム・ヨガなどのレッスンに通っているイメージです。

友人から頻繁に、『明日ヨガ行かない？』、『今週末お茶の前に、筋トレする？』、『新しいブティックジム・フィットネスイベント参加してみない？』という連絡が来るんです。

角を曲がればまたジム！ニューヨークはどこを歩いていも、ブロックごとにジムやフィットネスが乱立しており、『ここにも新しいのができたんだー』と通るたびに感じます。

2．筋肉質 VS 細身

日本では、細身・スレンダーな体型が美徳とされていますが、アメリカでは、大きいお尻・細いウェスト・鍛えられた足や腕の『健康的なカラダ』が美しいとされています。とくにNFLチアリーダーの世界では、筋肉質の身体が良しとされ、チームにもよりますが、うち（ジェッツ）の場合は細くて筋肉質なのが理想といわれています。NFLチアリーダーを目指している方は、ぜひ、いますぐ筋トレを始めてください（笑）。

チームに加入してからは必ず筋トレをするので、早めにスタートしていたほうが後々楽です！日本にいた頃は、肩幅の広さやごつさが悩みだったのですが……、アメリカだと華奢な方です（笑）。

３.タンニング VS美白

日本では、色白は七難隠すといわれており、薬局などで美白グッズが並んでいるイメージですが、こちらでは美白の商品は、ほとんど見かけません。セントラルパークで日光浴する方が多いように、とにかくタンニングが命！

タンニングサロンなどで、日焼けしている人が多いです。『小麦色・健康的・セクシー』なのが美しいとされており、逆に肌が白いと『ダサい』『イケてない』というイメージがあるようです。普段はタンニングをしなくても、プロムや結婚式などの大事なイベントではタンニングをする方が圧倒的に多いです。日本では、結婚式前は美白エステですよね！