ライフスタイル
2024年12月18日

「chocoZAPは国益とさえ感じる」。有識者が選ぶ“2024年フィットネストレンド” (3/3)

5.ライバル企業のコラボが拡大

他業界でも広がりつつある「競合」から「協働」への変化。フィットネス業界でも企業間の「共創」という考え方が浸透してきたことを感じます。


岡部氏:
最近は、大手総合デベロッパーも、生活者にとってより良い環境を提供するために一緒にまち作りに取り組む姿勢が目立っています。「共創」のなかでそれぞれの強みを発揮する「競争」により、これからはより大きな価値の創出を目指す時代なのだと思います。

当社も、12月8日に開催する「超スポーツクラブ!ファンランリレー」を企画しました。総合クラブが肩を組んで、会員に晴れの場を提供するという取り組みは、FIA(一般社団法人日本フィットネス産業協会)主催以外では初の試みです。


鈴木氏:
私たちも、今年は総合クラブや24時間ジムを運営する6社と共創し、それぞれの店舗の中で「ELEMENT」のパーソナルトレーニングやマシンピラティスの指導をスタートしています。総合クラブや24時間ジムのスタッフさまは対応すべき業務が多岐にわたるため、新たなサービスを提供する余裕がないというケースが多いです。そこを私たちのような専門業社にお任せできないかというご相談をいただき、実現しました。

これまでに、店舗の会員の方が「ELEMENT」のパーソナルトレーニングに申し込んでくれたり、「ELEMENT」のパーソナルトレーニングを受けていた方が、卒業してその店舗に入会したりという効果が生まれています。施設というハードをお借りして、私たちのサービスというソフトを提供するという取り組みは、今後もさらに広げていきたいと考えています。

提供:株式会社hacomono

<Edit:編集部>

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