
今からやっとこ、五月病対策!五月病の原因から考える、連休明けの「仕事行きたくない」予防策 (3/3)
自分に合ったストレス発散法を取り入れる
マインドフルネスや瞑想、ヨガなどは、ストレスを軽減し、心身のリフレッシュを図るツールとして科学的にも有効です。
とはいえ、ストレス解消は個人差が大きいもの。自分が「楽しい」と思えることを普段からリストアップしておき、ストレスが溜まったらその中から好きなものを実行するとよいでしょう。
編集部のストレス発散リスト実例
ストレスレベル1
- コンビニで好きなお菓子を買う
- SNSで交流する
- お風呂にゆっくり浸かる
ストレスレベル2
- Amazonで好きなアイテムを買う(3000円以内)
- 怖い話を読む
- 筋トレをする
ストレスレベル3
- 漫画をひたすら読む
- 寝る
- 定時帰宅する
- 髪を切る など
仕事や学業のやり方を調整する
ずっと溜まっているタスクは片づけておきましょう。やる気は行動を起こすことで湧いてくるので、そのタスクのなかでもっとも簡単にできる第一歩に手を付けることが重要です。
仕事量が多いなら、業務量の調整を相談する、役割を割り振るといったことも連休後の心を軽くします。
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休日にメールやチャットを見るか、見ないか
中には、オンオフの切り替えがハッキリしすぎて連休明けのブルーマンデーに陥るパターンもあります。また、GWなど大型連休の場合、メールや仕事が溜まっていき、連休明けの五月病のトリガーになることも。
そうした場合は、休日も1日1回だけメールチェックを行うなど、負荷を分散させるという手もあります。
逆に、休暇中は一切仕事のことを考えないほうがリフレッシュできるという人もいます。どちらが自分に合っているかで対策を変えるとよいでしょう。
病院に行ったほうがいい目安は「症状が2週間以上続き、生活に支障をきたしている」
五月病の症状により、2週間以上、日常生活に支障をきたしている場合は、心理カウンセリングや精神科医の診察を受けることを検討してください。
回答者プロフィール
社会保険労務士法人レクシード 代表 鈴木教大
社会保険労務士法人レクシード代表。沖縄から北海道まで数百社にのぼる顧問企業の支援実績から、労使トラブル対応など、特定社会保険労務士として現実的な解決策提示・予防措置提案を行うエキスパートとして定評があり、企業の労務を“予防”という視点からサポートすることに力を入れている。
公式サイト https://www.rexseed.jp/
<Edit:編集部>