ライフスタイル
2021年10月29日

子どもの運動におすすめの時間帯は「朝」。その理由は? (2/2)

朝は軽めの有酸素運動がおすすめ

 とはいえ朝からハードに動いたのでは、疲れて授業どころではなくなってしまいます。そのため、縄跳びやジョギング、もしくはストレッチなど、軽めの有酸素運動を取り入れるのがよいでしょう。子どもが進んで取り組めるよう、長縄跳びやトランポリンなど、遊びながら身体を動かせるものを考えてみてください。

 せっかく脳が活性化するのですから、家族みんなで朝から運動に取り組み、仕事や家事に向かうのもよいのではないでしょうか。

朝が難しい場合、夜でもOK

 もちろん、さまざまな事情で「朝は運動ができない」という方もいるはず。運動直後に学習の機会がないのはもったいないですが、もちろん、一晩で活性化した脳が元通りになるわけではありません。夜でも運動しておけば、何もせず眠るのと比べて翌日の脳の状態は違ってくるでしょう。まず大切なことは、運動そのものを習慣化することにあります。無理のない範囲から始めてみてください。

[筆者プロフィール]
三河賢文(みかわ・まさふみ)
“走る”フリーライターとして、スポーツ分野を中心とした取材・執筆・編集を実施。自身もマラソンやトライアスロン競技に取り組むほか、学生時代の競技経験を活かし、中学校の陸上部で技術指導も担う。また、ランニングクラブ&レッスンサービス『WILD MOVE』を主宰し、子ども向けの運動教室やランナー向けのパーソナルトレーニングなども行っている。4児の子持ち。ナレッジ・リンクス(株)代表
【HP】https://www.run-writer.com

 

<Text:三河賢文/Photo:Getty Images>

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