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小中学生の筋トレ、どんなメリットがある?身長が伸びなくなるってホント?専門家が解説 (1/5)

 「小学生、中学生は筋トレしない方がいい」「子どものうちに筋トレすると背が伸びなくなる」などの噂話をよく耳にしますが、本当でしょうか。

 いわゆるゴールデンエイジ期に筋力トレーニングを行うことで、カラダを痛めてしまったり、身長などの成長を止めてしまうかもと懸念される方は多いかもしれません。また、筋トレはさせたいものの、正しい方法が分からないという方もいるでしょう。親としてみれば心配なことばかりです。

 今回は、子どもが筋トレを行う際の注意点や、年齢別で見た筋トレの選び方をご紹介します。

ゴールデンエイジとは

 ゴールデンエイジとは、神経系(脳や脊髄・感覚器)が向上する時期を指し、その時期の運動経験が運動能力を左右するとまで言われています。

プレゴールデンエイジ(5歳~8歳ごろ)

 この時期に多くの運動を体験し、動作に対する神経回路を作っておくことで、その後の運動能力を大きく伸ばすことができます。

 ただし、長時間集中力が続かない年代でもあります。遊びながらカラダを動かすようなプログラムを短時間でいろいろ行うことが効果的です。

ゴールデンエイジ(9歳~12歳ごろ)

 神経系の発達は12歳でほぼ100%となり、さまざまな動作を習得するのがもっとも早い時期です。この時期は多くの動きを習得することで、その後の運動神経を飛躍的に伸ばすことができます。

神経系の発達をグラフにした「スキャモンの発達曲線」(グラフは筆者作成)

ポスト・ゴールデンエイジ(13~15歳ごろ以降)

 ゴールデンエイジを過ぎると、身長や体重など骨格の成長が著しい時期に入ります。この時期は、骨格の急激な変化によって今までできていた技術や感覚にズレが生じ、思うようにカラダを動かせなくなったり、スキルをうまく発揮できない場合があります。

 しかし、骨格や筋力の成長とともに反復練習を行うことで感覚は修正され、より力強く、すばやい動作が可能となります。

 こうしたゴールデンエイジ期に筋トレを行うメリット、デメリットとは。

子どもは筋トレをしていいのか、しないほうがいいのか

 子どもの筋トレは成長によくないと捉えられていることが多いでしょう。しかし実際のところ、決して悪いことではありません。正しい方法で行えば子どもの成長を助け、スポーツのパフォーマンスを向上させ、ケガを予防することができるのです。

成長に合ったメニューであればメリットが大きい

 では、悪いとされているのはなぜでしょうか。理由の多くは「成長を止めてしまう」「筋トレによって関節を痛める」など、子どもの成長に悪影響を与えるとされる情報が広がっているためです。

 たしかに大人のようにハードな筋トレを行っても、効果が薄かったり、カラダを痛めやすいという問題はあるかもしれません。しかし筋トレによって成長が止まることはなく、むしろ運動によって成長ホルモンの分泌が促されるというメリットの方が大きいのです。

 関節のケガについては、子どもの成長に合ったメニューを、正しい動作で行わせることが大切です。世界で活躍するトップアスリートが行っているメニューだからといって、そのままメニューを真似するなど、無理なトレーニングを行うとケガに繋がってしまうでしょう。

 ところで、子どもの頃から筋トレすると身長が伸びなくなるという噂がありますが、本当でしょうか。

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