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子どもの筋トレは成長に悪い? 身長が伸びなくなる? 専門家が解説 (1/3)

 「小学生、中学生は筋トレしない方がいい」「子どものうちに筋トレすると背が伸びなくなる」などの噂話をよく耳にしますが、本当でしょうか。

 カラダを痛めてしまったり、身長などの成長を止めてしまうかもと懸念される方は多いかもしれません。また、筋トレはさせたいものの、正しい方法が分からないという方もいるでしょう。親としてみれば心配なことばかりです。今回は、子どもが筋トレを行う際の注意点や、年齢別で見た筋トレの選び方をご紹介します。

子どもは筋トレしていい? しないほうがいい?

 子どもの筋トレは成長によくないと捉えられていることが多いでしょう。しかし実際のところ、決して悪いことではありません。正しい方法で行えば子どもの成長を助け、スポーツのパフォーマンスを向上させ、ケガを予防することができるのです。

 では、悪いとされているのはなぜでしょうか? 理由の多くは「成長を止めてしまう」「筋トレによって関節を痛める」など、子どもの成長に悪影響を与えるとされる情報が広がっているためです。たしかに大人のようにハードな筋トレを行っても、効果が薄かったり、カラダを痛めやすいという問題はあるかもしれません。しかし筋トレによって成長が止まることはなく、むしろ運動によって成長ホルモンの分泌が促されるというメリットの方が大きいのです。

 関節のケガについては、子どもの成長に合ったメニューを、正しい動作で行わせることが大切です。世界で活躍するトップアスリートが行っているメニューだからといって、そのままメニューを真似するなど、無理なトレーニングを行うとケガに繋がってしまうでしょう。

子どものうちは自重トレーニングがおすすめ

 実は、赤ちゃんが大泣きしたり、ハイハイする動作も、筋力を鍛える動きの一種です。筋トレというと、ダンベルやバーベルなど重りを持って行うウエイトトレーニングが一般的ですが、子どもが行う場合は、自重トレーニングがオススメです。自重トレーニングというのは、自分の体重を負荷にして行うトレーニング方法のこと。年代別に適したトレーニング内容を見ていきましょう。

・幼児期

 幼児期は、とにかくたくさんカラダを動かして遊ぶことが大切。遊びが筋トレになっているのです。すべり台やジャングルジムを登ったり降りたりすることで、手や足でカラダを支えたり、バランスを取ったり、さまざまな姿勢で手足を思い通りに動かすことを学びます。そこから自分のカラダを自由に動かす能力「巧緻性(こうちせい)」が身についていきます。ケンケンパや鬼ごっこ、縄跳びなどもオススメ。いろいろな遊びを行わせてみましょう。

関連記事:「運動遊び」が子どもの発達や健康のカギを握る4つの理由

・小学生

 小学生、とくに低学年の頃は「ゴールデンエイジ」と呼ばれ、運動に関わる神経系を発達させる重要な時期です。筋力トレーニングの効果はまだ低いものの、今後のスポーツ活動においての動作習得の1つとして、筋トレをとり入れることは有効といえるでしょう。低学年は骨や関節の影響も考えて、座位や寝た姿勢で行える簡単な筋力トレーニングを行いましょう。そして高学年には、腹筋運動など動きのあるトレーニングをとり入れてください。

関連記事:子どもの運動神経を左右する「コーディネーション能力」とは?ゴールデンエイジ期におすすめのトレーニングも解説

次ページ:子どもにオススメの筋トレメニュー

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