2018年1月27日

自転車初心者にもおすすめ「2018サイクリング屋久島&屋久島ヒルクライム2018」ってどんな大会?魅力や参加のポイントを解説

 スピード感あふれるロードバイクやクロスバイクは、多くのサイクリストを虜にするだけの魅力を秘めています。休日の趣味や日々の運動として、サイクリングに勤しんでいる方も少なくないでしょう。

 そんな方に向けて、世界遺産を自転車で走行できる『2018サイクリング屋久島&屋久島ヒルクライム2018』をご紹介します。どんなイベントなのか、その概要や魅力を見ていきましょう。

運動に最適!スポーツサイクルの魅力とは?

 自転車の魅力は、その手軽さにあります。車では通れない細い道も進むことができ、時速40㎞ほどのスピードを出すことも可能。さらに休みたいときに休めて、運動強度はさほど高くありません。扱うのに免許も不要で、誰もが気軽に楽しめることが最大の特徴でしょう。

 そして自転車の種類の中でも、よりスピードを追い求めたのが『ロードバイク』や『クロスバイク』といったスポーツサイクルです。軽量化によってハイパフォーマンスが可能となり、長時間のライドには欠かせません。

 街中を見渡すと、スーツ姿のビジネスパーソンがロードバイクで通勤しているのをたまに見かけます。このように、その手軽さから趣味や通勤・通学、ダイエットなど、サイクリングはさまざまな用途で活用できる万能タイプの運動といえるでしょう。

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ロードバイクやクロスバイクの大会に出てみよう!

 趣味としてロードバイクやクロスバイクに乗り始めると、「どこか遠いところまで行ってみたいな」という思いが生まれてくるはずです。そこでオススメなのが、思い切って大会へ参加してみること。

 もちろん、「いきなり大会への参加は……」と抵抗を感じる人は少なくないでしょう。しかし初心者向けの大会も多く開催されていますので、心配はいりません。大会では普段通ることのできないコースを走れるほか、他の参加者に囲まれて走るという“非日常空間”を味わえるため、参加してみる価値は十分にあるでしょう。

2018サイクリング屋久島 & 屋久島ヒルクライム2018

 大会は全国各地で開催されていますが、今回ご紹介するのは、ユネスコの世界自然遺産に登録されている屋久島(鹿児島県)を舞台にした『2018サイクリング屋久島 & 屋久島ヒルクライム2018』(2月17日、18日)です。

 このイベントの最大の特徴は、何と言っても世界遺産の大自然の中を疾走できること。上級者向けの『屋久島ヒルクライム2018』と初心者でも楽しめる『2018サイクリング屋久島』に分かれ、さらに後者は100㎞の部、ショートコース50㎞の部、ファミリーコース20㎞の部と種目が枝分かれしていきます。

 特に『2018サイクリング屋久島』は制限時間が緩く、ゆっくりでも十分完走できるほど。日本の滝百選に選ばれた『大川の滝』や『屋久杉』などを横目に、島内をのんびり観光する気分で参加しましょう。

自転車の運搬はどうする?

 遠方の場合、問題となるのが自転車の運搬。方法はいくつかありますが、大会が推奨しているのは以下の2つとなっています。

1.JCA(日本サイクリング教会)サイクリングヤマト便
2.大会オフィシャル宅配便「cyclo Express」配送キット付

 全社はJCAへの会員登録が必須、後者は税込み21,060円が必要です。もしも持ち込みが難しいという方はレンタサイクルも行っているようなので、そちらも検討してみてください。

 また、大会ではヘルメットやグローブの着用、ライト(前照灯)やリフレクター(反射鏡)の装着が義務付けられています。その他にも安全のために守らなければいけないルールがあるので、参加を考えている人は確認しておきましょう。

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 その他にも、全国各地でさまざまな初心者向けイベントが行われています。興味のある方は、お住いの近くで開催されていないか調べてみると良いでしょう。きっと、皆さんに合ったイベントが見つかるはずです。

・参考サイト
『2018サイクリング屋久島&屋久島ヒルクライム2018』大会ホームページ
屋久島観光協会

<Text:松永貴允/Photo:Getty Images>