ライフスタイル
2018年6月4日

自転車を車に積みたい!スポーツバイクの車載方法と注意点 (1/2)

 遠出してサイクリングを楽しむなら、自動車にスポーツバイクを載せるのも1つの方法です。しかし車載には、自動車の種類などによって適する方法は変わってきます。そこで今回は、車載方法についてそれぞれの特徴やメリット、デメリットを解説します。

スポーツバイクの車載方法

① 後部座席を倒し、そのまま自動車内へ搬入

 キャリア(荷物を車へ積載するアイテム)を使用せず解体の必要もない、もっとも手軽な積載方法です。ただし、自動車の広さや天井の高さにゆとりがあることが絶対条件。自転車を立てて入れる方法と寝かせて入れる方法があります。

メリット
積載が簡単、雨や日光に晒されない、2台以上可能(立てて入れた場合)、キャリアが不要

デメリット
車載できる車種が限られる(大きい車である必要性)、車内が傷つく可能性、車内を圧迫する

② 天井に積む(ルーフキャリアを使用)

 ルーフキャリアを使用することで、自動車の屋根部分に自転車を積載することが可能です。自転車が車外にあるため車内を広く使えますが、トンネルや歩道橋などを通る際の高さ制限には要注意。キャリアの取り付けもやや面倒です。

メリット
車内を広々と使える、自転車自体は解体しなくても済む、2台以上可能

デメリット
自転車が雨や日光に晒される、キャリアの取り付けが面倒、高さ制限に弱い

③ トランクの後ろに積む(ヒッチキャリアを使用)

 ルーフキャリアに対し、トランクの後ろに取り付けるヒッチキャリアを使用する方法。高さ制限を気にする必要がなく、積み下ろしが楽でしょう。ただし車幅が狭い自動車の場合、自転車がはみ出してしまうことがあるので注意が必要です。

メリット
車内を広々と使える、高さ制限を気にしなくても済む、積み下ろしが楽、自転車自体は解体しなくても済む、2台以上可能

デメリット
自転車が雨や日光に晒される、キャリアの取り付けが面倒、車幅からはみ出す恐れあり

④ 前後ホイールを外し、立てて自動車内へ搬入

 自転車を解体できる場合は、前後ホイールを外して搬入します。立てて積む場合は、ハンドルとサドルを下にして入れましょう。天井が低い車種でも積載が可能ですが、やや安定感に欠けます。

メリット
天井が低い自動車でも積載可能、雨や日光に晒されない、2台以上可能、キャリアが不要

デメリット
自転車を解体する手間あり、安定感がないため固定するベルトやロープが必要

⑤ 前後ホイールを外し、寝かせて自動車内へ搬入

 寝かせて搬入する方法は、立てて入れるよりも安定感が増します。固定するためのアイテムも不要なので、積載は比較的簡単に済むでしょう。ただし、寝かせることでスペースを取ってしまい、1台しか車内に載せることができません。

メリット
天井が低い自動車でも積載可能、雨や日光に晒されない、寝かせることで安定感が出る、キャリアが不要
デメリット
自転車を解体する手間あり、1台しか載せられない、側面に負荷がかかる可能性

車載時に役立つアイテム

 自転車を車に積む際のアイテムは以下の通りです。

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