フィットネス
2018年11月28日

「四万十川ウルトラマラソン」が人気な理由とは? 100kmの部を走って感じたこと(前編) (3/4)

炭水化物多めのエイド給食

 給水所は3km前後で設けられているので、とくに水分を持って走る必要はありませんでした。気温が低かったこともあり、たまに給水をスルーすることも。サポート体制は充実しています。

 水分だけでなく、食べ物もたくさんあります。パンやバナナ、かりんとう、ドーナツなど炭水化物系が多いでしょうか。そのほか、塩や梅などランナー目線から考えられたメニューが揃っています。

 ご当地の食べ物・飲み物などもたくさん。スタッフのイチオシという「ぶしゅかんドリンク」は、ほどよい甘さで飲みやすくおいしかったです。

 個人的なオススメは「ふわふわとうふ」。食べるなりフワッと柔らかな豆腐の旨味が口の中に広がりました。疲れていても柔らかくて食べやすいので、好んで食べたランナーは多かったかもしれません。

 斬新だと感じたのが、給水所ごとに置かれた「最終」と書かれているゴミ箱。給水所を過ぎてから2~3個のゴミ箱が設けられ、最後の1つには必ず「最終」と書かれているのです。

 「ここで捨てなきゃ」という意識が芽生え、ゴミが散らからない工夫としてユニークです。

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