フィットネス
2018年11月28日

「四万十川ウルトラマラソン」が人気な理由とは? 100kmの部を走って感じたこと(前編) (4/4)

ゴール後はアイシング! 完走証もすぐ発行

 ゴールでは事前にナンバーカードを見て、「●●さんがゴールです!」とアナウンスしてくれました。ピンと張られたゴールテープを見ると、走りきったという気持ちが沸き上がってきます。

 ゴールしたらさようなら……ではなく、休憩スペースが設けられています。そして手渡されるのが、氷の入ったビニール袋。走って疲れた、あるいは傷んだ身体をアイシングするためのものです。これは、なかなか行き届いたおもてなしではないでしょうか。

 完走メダルとともに、完走証もすぐに発行してもらえます。自分の順位や記録が気になる方にとって、意外とうれしい対応です。今回が第24回目の開催ということですが、さすが手際のよい運営。スタートからゴールまで、安心して楽しむことができました。多少アップダウンは厳しいものの、初めてのウルトラマラソンとしてもオススメできる大会です。

 なお、本大会のよさは、起伏に富んだコースと行き届いた運営だけではありません。次回は景色や自然環境などにスポットを当て、別の角度から魅力をお届けします。

後編:非日常の絶景コースを走る。「四万十川ウルトラマラソン」出走レポ(後編)

・四万十川ウルトラマラソン
http://shimanto-ultra.jp/

[筆者プロフィール]
三河賢文(みかわ・まさふみ)
“走る”フリーライターとして、スポーツ分野を中心とした取材・執筆・編集を実施。自身もマラソンやトライアスロン競技に取り組むほか、学生時代の競技経験を活かし、中学校の陸上部で技術指導も担う。またトレーニングサービス『WILD MOVE』を主宰し、子ども向けの運動教室、ランナー向けのパーソナルトレーニングなども行っている。4児の子持ち。ナレッジ・リンクス(株)代表。
【HP】http://www.run-writer.com

<Text & Photo:三河賢文>

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