パーソナルトレーニング特化のオンラインフィットネス20社まとめ!YouTube動画と比較したメリット・デメリット (5/6)
オンラインパーソナルトレーニングで必要なもの
さまざまなサービスを比較検討し、試してみたいなと感じた人もいるかもしれません。オンラインで快適にパーソナルトレーニングを受けるためには、どんなものが必要なのでしょうか。
- インターネットに接続できる、カメラつきのパソコン、スマートフォン、タブレット
- インターネット環境
よほど古いパソコンでなければカメラは内蔵されていることが多いのですが、一応確認しておきましょう。
マンションなどでは騒音防止のため、トレーニングマットを敷きましょう。床滑りや傷を予防する効果もあります。
オンラインパーソナルトレーニングを受けるときの注意点
オンラインパーソナルトレーニングを快適に受けるために、以下のポイントもチェックしておきましょう。
安定したインターネット環境を整えておく
安定したネット環境は必須です。回線速度が不安定だと、トレーナーとの画像や会話がぷつぷつと途切れたり、タイムラグの発生、通信が遮断されることも。
有線LANまたは無線LAN(Wi-Fi)どちらでも構いませんが、安定した回線速度を出せる環境で行いましょう。
大きめの画面だとやりやすい
スマートフォンやタブレットでも受講可能ですが、小さい画面だと画面から見切れてしまい、筋トレのポーズチェックなどしてもらいにくくなります。
顔の前で固定されるタイプのネックスタンドを活用したとしても、動くと揺れるのでトレーニングに不向きと言えます。
テレビやプロジェクターにつなぐまではいかなくとも、画面は大きいほうが視認性も高く、やりやすさはモチベーションに直結します。
ある程度動けるスペースを空けておく
省スペースで行えるとはいえ、ステップやダンスなどができるくらいの空間は必要です。
経験談ですが、壁が近いとうっかり壁紙を爪で傷つけてしまったり、ぶつかって打ち身の危険性もあります。またパソコンと体がぶつかり、機器が破損したことも。
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パーソナルトレーナーとの相性も重要
オンラインとはいえ、画面越しにいるのは生身の人間です。トレーナーとの相性も良し悪しがあります。
「パーソナルトレーナーを選ぶときはここをチェック!自分に合う、合わないの判断ポイント」の執筆者であるプロスポーツトレーナー和田さんによると、自分に合ったトレーナーを見つけるためのポイントはいくつかあるといいます。
目的に対する知識や経験
ひとつは、自分の目的に合うトレーナーを選ぶこと。たとえば運動が苦手でダイエット目的の女性が、男性向けフィジークやボディビル育成を得意とするトレーナーに指導してもらっても、悪くはありませんが相性としては適したトレーナーが他にいるかと思います。
逆に、肉体改造をしてマッチョを極めたい人が、細くスマートなトレーナーに指導をしてもらっても物足りないでしょう。この場合は、ボディビルやフィジークなどの大会に参加していたり、入賞経験のあるトレーナーを選ぶのが望ましいなどです。
トレーナーにも得意分野・不得意分野があるので、自分の目的と照らし合わせた人選が目標達成の近道です。
指導経験がどれだけあるか
ほかには、指導経験がどれだけあるのかという部分も、重要な指標だそう。
「なかには初心者ながら、数ヶ月の研修でパーソナルトレーナーとしてデビューするジムもあります。そのため指導歴だけでなく、指導回数も見ると良いでしょう。たとえ年数が長くても、指導回数が少なければ指導経験が多いとは言えません」(和田さん)
特定のサプリメントや商品、サービス加入を勧めてこないか
もっとも注意したいポイントとして和田さんが挙げているのが、特定のサプリメントばかり勧めてくるトレーナーだといいます。
自分のジムで取り扱っているプロテインを軽くアピール程度ならよいかと思いますが、「しつこいな」「やけに特定のブランドだけ勧めてくる」と感じた場合は、トレーナーの変更も視野に入れてもよいかもしれません。