「有酸素運動は老ける」って本当？老けないために行うべきこととは (1/2)

「有酸素運動をすると老ける」という噂、聞いたことはありませんか？ これが本当だったら、有酸素運動控やっていいのかと不安になりますよね……。この噂について、トレーナーさんに聞いてみました。

「有酸素運動をすると老ける」って本当？

有酸素運動をすると老けるかどうかは、どちらとも言えません。

確かに、老ける可能性はある

運動をすることで、活性酸素という代謝成分が産生されます。

活性酸素が発生すると、体の酸化が起き、

• 肌荒れ（シミやシワなど）
• 肩こり
• 慢性疲労
• 高血圧

などの老化現象が生じる可能性があるのです。

しかし、有酸素運動には抗酸化能力もある

しかし、有酸素運動することで、生まれた活性酸素を防御する「抗酸化酵素」を誘導し、酸化ストレスの増大に対応できると考えられます。

つまり、有酸素運動1つで、「老化」と「抗酸化」の2つを打ち消しあう大事な代謝過程となるのです。

有酸素運動をやっても老けないためには？

上記で説明した内容は、どちらも意思とは反して起こる人体の日常的な反応です。しかし、運動の量は自分自身でコントロールできるものです。

過剰な強度、度を越えた長時間の有酸素運動ではなく、自身で計画的に目標に沿った適切な量で調節し、やりすぎに注意して行うと老化を防止できるでしょう。

有酸素運動、もちろん良い面もたくさんある