1ヶ月で腹筋を割る科学的に正しい方法[運動ゼロ] (2/4)
腹筋を割るために必要なのは筋トレではなくダイエット
腹筋を割るために毎日頑張って腹筋運動や腹筋ローラーなどの筋トレをしている方にとっては非常に残念なお知らせですが、いくら筋トレをしても腹筋は割れません。
逆に、筋トレどころか運動ゼロでも腹筋を割ることは可能です。
なぜ筋トレをしても腹筋は割れないのか?
筋トレをして腹筋を鍛えると筋肉が成長し、腹筋の凹凸がハッキリして割れ目が深くなります。しかし、いくら割れ目が深くても、先ほどお伝えした通り体脂肪が多いとすべて隠れてしまいます。
「いやいや、腹筋を鍛えればお腹の体脂肪が落ちるんじゃないの?」
と、昔の筆者のように反論したくなる方もいらっしゃると思いますが、残念ながらそれは正しくありません。
人間の身体の仕組み上部分痩せはできないので、腹筋のトレーニングをしてもお腹の体脂肪が落ちることはないのです。
さらに、そもそも筋トレは消費カロリーが低いので体脂肪を落とすのに向いていません。
なので、結局どれだけ筋トレを頑張って腹筋を鍛えても、腹筋の上についた体脂肪を落とさない限り、腹筋を割ることはできません。
体脂肪を落とすなら、運動よりも食事制限
では、体脂肪を落とすにはどうしたらいいのでしょうか?
体脂肪は一日のカロリー収支(摂取カロリーから消費カロリーを引いた数値)がマイナスになると減少します。
つまり、運動して消費カロリーを増やすか、食事制限をして摂取カロリーを減らすかのどちらか、もしくは両方が必要です。
どちらの方法でカロリー収支をマイナスにするかは、個人の好みによりますが、私の経験上、効率が良いのは圧倒的に食事制限です。
●ご飯1杯=約3.5キロ走る
たとえば、茶碗一杯のご飯(約150グラム)は234キロカロリーですが、同量のカロリーをランニングで消費するためには、約3.5キロも走る必要があります。(体重60キロの人の場合)
3.5キロ走るか、茶碗一杯のご飯を我慢するか。
あなたならどちらを選びますか?
以上の理由から、腹筋を割るために必要なのは筋トレではなくダイエットであると言えます。
腹筋を一ヶ月で割るための科学的に正しい方法を4ステップで解説
ここまでの説明で、腹筋を割るための条件は体脂肪が15%を切っていること、そのためにはダイエットが必要だとわかりました。
あとは、体脂肪率を15%未満にするためにカロリー収支をキッチリ計算し、ひたすら計算通りのカロリーで生活するだけです。なんとも地味ですが、これこそが科学的に正しく腹筋を割る方法です。
では、詳細について4つのステップに分けて解説をします。