超簡単!寝ながらできる猫背ストレッチ(タオルverも) (3/3)
胸椎・胸郭の可動性
猫背の場合、胸椎と胸郭の可動性が低下していることが多いです。ここの可動性が低下していると、猫背を助長するような筋肉の使い方を引き起こしてしまいます。
胸椎と胸郭の可動性を向上させることで、正しい姿勢をサポートする筋肉を使いやすくできます。
改善するには、胸椎ストレッチや胸郭の回旋ストレッチが効果的です。
股関節の可動性
股関節の状態は上半身に大きな影響を与えます。股関節の可動性が低下すると、骨盤の位置や角度に悪影響を及ぼし、結果として脊柱のバランスが崩れてしまいます。
股関節の可動性を向上させることで、骨盤の安定性を確保し、猫背の改善につながる正しい姿勢を維持することができます。
改善には、股関節ストレッチやモビリティ(動きやすさ)向上エクササイズを取り入れましょう。
これらのポイントを意識してストレッチを行うことで、猫背を効果的に改善し、全体的な姿勢を向上させることができます。
1日何回? 毎日やったほうがいいのか。続ける期間の目安
各種目、15回ほど毎日行いましょう。関節を動かすことは、身体にとって大きなメリットがあります。習慣化するのがよいでしょう。
猫背を治すには筋トレとストレッチ、どっちがいい?
猫背を改善するためには、トレーニングとストレッチの両方が必要です。関節の可動域を向上させ、不活発な筋肉を活性化させることで、姿勢を効果的に改善することができるからです。
両方を継続することで、体の重心の取り方が少しずつ変化し、正しい姿勢が自然に身についていきます。これにより、猫背が改善され、全体的な姿勢が向上します。
監修者プロフィール
トレーナー山岸 慎
2011年からトレーナーとして、モデル・アーティスト・俳優のサポートを行う。現在はJリーガーなどトップアスリートをはじめ、運動初心者まで様々な身体レベルの方のトレーニング指導を行なっている。所有資格NSCA-CSCS
・パーソナルトレーニングジム STUDIO KOMPAS渋谷南平台
・ストレッチリラクゼーションサロン ESL(エッセンシャル ストレッチ ラボ)
<Edit:編集部>