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筋トレ効果が高まる2つのポイントとは (1/2)

 アメリカのトレーニングジムに足を踏み入れると、耳慣れない専門用語が飛び交っています。その中でも日本人が戸惑うのは、「Mobility(モビリティ)」という言葉かもしれません。とくにクロスフィット(日常生活の動作をベースにしたトレーニングメソッド)のジムでは、通常のワークアウトのほかにMobility(モビリティ)のクラスが設けてあります。

 Mobility(モビリティ)は直訳すると「移動性」「可動性」「機動性」。しかし、いったい何をするものなのかと、疑問が生じるのはやむを得ません。

Mobility(モビリティ)とは

 フィットネスの世界で使うMobility(モビリティ)とは、自由かつ容易に体を動かす能力のこと。これは、「筋肉の柔軟性」と「関節の可動域の広さ」と言い換えてもよいでしょう。

 筋トレの記録が頭打ちになったときなど、原因は筋力の不足ではなくMobility(モビリティ)に制限がかかっていることが少なくありません。そのため上級者になればなるほど、この能力の重大性が身に染みてくるようです。

 Mobility(モビリティ)クラスでは、フォームローラーやラクロス・ボールなどを利用する筋膜リリースやヨガの動きを取り入れたストレッチなどが中心で、そのためだけにたっぷり時間をかけます。

 ここでは基本的な流れと、自宅でもできる動作をいくつか紹介します。

筋肉をほぐして柔らかくする「筋膜リリース」

 フォームローラー、ラクロス・ボールなどの上に腕や足を乗せ、前後左右にゆっくり動きます。これは、固まった筋肉をほぐして柔らかくすることが目的です。筋トレによるダメージが蓄積して筋肉が張った状態のときには、とくに有効でしょう。

 全身の筋肉をまんべんなくほぐしますが、張っている箇所はとくに入念に時間をかけます。実はかなりの痛みを伴うのですが、ここは我慢が大切。筋膜リリースの場合、痛くなるまで続けることで、はじめて筋肉はほぐれるはずです。

 筆者が指導するときは、よく「No Pain, No Gain(痛くなければ、成果はない)」と声をかけます。冗談めかしていますが、本気です。

筋膜リリースをくわしく見る:自宅でできる!筋膜リリースの効果的なやり方【専門家監修&完全版】

関節の可動域を広げる「動的ストレッチ(ダイナミックストレッチ)」

 反動を利用して、関節の可動域を広げることが目的です。ヨガのポーズを使うことも少なくありません。同じ動作を何回か繰り返しますが、無理のない程度に動作域を徐々に広げていきます。

 ウォームアップとは目的が違いますので、動きのスピードを速める必要はありません。

動的ストレッチについてくわしく見る:運動前は「動的ストレッチ」、運動後は「静的ストレッチ」が効果的【ストレッチの種類】

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