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正しい筋トレ効果を得るために。自宅でできる、可動域を広げるストレッチ3選 (1/2)

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 クロスフィットのジムに足を踏み入れると、耳慣れない専門用語が飛び交っています。その中でも日本人が戸惑うのは、「Mobility(モビリティ)」という言葉かもしれません。たいていのジムでは、通常のワークアウトのほかに「Mobility」のクラスが設けてあります。この「Mobility」は直訳すると「移動性」「可動性」「機動性」。しかし、いったい何をするものなのかと、疑問が生じるのはやむを得ません。

◆ Mobilityとは

 フィットネスの世界で使う「Mobility」とは、自由かつ容易に体を動かす能力のこと。これは、「筋肉の柔軟性と関節の可動域の広さ」と言い換えてもよいでしょう。筋トレの記録が頭打ちになったときなど、原因は筋力の不足ではなく「Mobility」に制限がかかっていることが少なくありません。そのため上級者になればなるほど、この能力の重大性が身に染みてくるようです。

 前述の「Mobility」クラスでは、フォームローラーやラクロス・ボールなどを利用する筋膜リリースやヨガの動きを取り入れたストレッチなどが中心で、そのためだけにたっぷり時間をかけます。ここでは基本的な流れと、自宅でもできる動作をいくつかご紹介しましょう。

筋肉をほぐして柔らかくする「筋膜リリース」

 フォームローラー、ラクロス・ボールなどの上に腕や足を乗せ、前後左右にゆっくり動きます。これは、固まった筋肉をほぐして柔らかくすることが目的です。筋トレによるダメージが蓄積して筋肉が張った状態のときには、とくに有効でしょう。

 全身の筋肉をまんべんなくほぐしますが、張っている箇所はとくに入念に時間をかけます。実はかなりの痛みを伴うのですが、ここは我慢が大切。筋膜リリースの場合、痛くなるまで続けることで、はじめて筋肉はほぐれるはずです。筆者が指導するときは、よく「No Pain, No Gain(痛くなければ、成果はない)」と声をかけます。冗談めかしていますが、本気です。

次ページ:関節の可動域を広げる「動的ストレッチ(ダイナミックストレッチ)」

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