ヘルス&メンタル
2024年12月17日
身近な人のメンタル不調、無理せず支えるための「10のヒント」 (2/3)
4.共通の話題を話そう
近しい関係ほど、悩みを相談しづらいことがあります。心配をかけたくない気持ちが先立ち、相談できないことがあるからです。
すべて話してほしいという気持ちが湧いてくることもありますが、無理に悩みを話題にせず、日常のちょっとした話題や共通の話題で雑談をして、つながりを感じられるようにしていきましょう。
もっとも大切なのは「つながりを感じられていること」です。
5.行動を褒める
努力しても結果が出ない状況が続くと、人は無気力になりがちです。
もしかしたら、いま目の前にいる相手も、成果が出ずに無気力感を抱えているかもしれません。そんなときは、相手に小さな成功体験を積んでもらうことが大切です。
相手の小さな行動や努力を見逃さずに褒めることで、「達成感」を感じてもらいやすくなります。
6.助けを提案するときは具体的に
助けることが習慣になっている人もいれば、逆に助けてもらうことが当たり前になっている人もいます。
助けを当たり前に感じる人を助けても、感謝されるどころか、さらなる責任を押し付けられて疲れてしまうこともあります。
『困ったら言ってね』という言葉も嬉しいですが、『買い物に行くけど、何か買ってくる?』や『病院に行くなら車を出すよ』といった具体的な提案があると、相手も助けを受け入れやすくなるでしょう。