身近な人のメンタル不調、無理せず支えるための「10のヒント」 (3/3)
7.手放すことも大切
助けが習慣化すると依存が生じやすくなります。また、相手が感謝の気持ちを忘れ、助けがない時に不満を感じるようにもなってしまいます。
ときには問題を「自分で考え、行動し、感じる」ことを応援し、抱えている問題について尻拭いはせず、相手の自立を見守る姿勢も必要です。
8.行動に移してほしくないことはじっくり聞かない
実現してほしい行動については、一緒に具体的な計画を考えると効果的ですが、実現してほしくないことについては、あまり深く聞かずに話を逸らすようにしましょう。
とくに深刻な内容の場合は、軽く話題を逸らすなどして具体化を避けましょう。
9.心の傷の扱いについて
心の傷は、扱い方次第で悪化してしまうこともあります。そのため、心理カウンセラーなど専門家の力を借りるのが理想的です。
しかし、一般の方でも、心の傷が思い出されるきっかけを「新しい思い出で上書きする方法」が役立つことがあります。たとえば、冬のイルミネーションを見るとつらい記憶が蘇る人には、新たな楽しい経験を通して、思い出すものを上書きすることもできます。
心の傷が生活に大きな支障を与えている場合は適切に対処する必要がありますが、思い出さずに日常を楽しめていれば、無理に触れる必要はありません。
心の傷を思い出すきっかけを更新していくスタンスで関わってみるといいでしょう。
10.まずはあなた自身が元気でいること
これまでの9つのなかで行動に移す力が出せないと感じる方は、まずご自身が元気でいることを大切にしてみてください。もしかするとご自身のパワーが不足しているかもしれません。
人は追い詰められ、ネガティブな感情を抱えていると、視野が狭くなり、考えが行き詰まってしまいますが、ポジティブでいると視野が広がり、新しいアイデアやエネルギーが湧き出てくるものです。
何よりもまずはご自身のケアを優先することで、自然と他の人を助ける力にもつながります。
誰かのことで悩む時間も大切と感じることもあると思いますが、それ以上に自分のために時間をとってあげてください。
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<Edit:編集部>