
1日でまとめて腹筋を鍛えたいときのメニュー例は?早く腹筋を割るならこのプログラム
前回は、「腹筋が早く割れるのはどっち?毎日違う部位 or 1日でまとめて鍛える」から、縦割れ腹筋を作る1週間プログラムをピックアップしてお届けしました。
今回は、1日でまとめてお腹を鍛えたい人向けのメニュー例を解説します。
種目 | 鍛える部位 | 回数 | セット数 |
クランチ | 腹直筋上部 | 15〜20回 | 2〜3セット |
レッグレイズ | 腹直筋下部 | 15〜20回 | 2〜3セット |
ツイストクランチ or ロシアンツイスト | 側部(腹斜筋) | 20回(左右で1回) | 2〜3セット |
プランク | 体幹・インナー | 30秒〜1分 | 1〜2セット |
このメニューは、1回のトレーニングで、上・下・横といった腹筋全体を一気に鍛えることができるプログラムです。短時間で強い刺激を与えたい人に向いています。
■頻度とトレーニングのポイント
・週2〜3回を目安に、中1〜2日空けて行うのがおすすめです
・筋肉痛がなければ連日でもOKですが、体の調子を見ながら調整しましょう
・セット間は30〜60秒休憩。テンポよくこなすと負荷を保てます
クランチ
鍛える部位
腹直筋(とくに上部)
やり方
1.仰向けに寝転がった状態で、膝を軽く曲げる。手は頭の後ろへ
2.腹筋を意識し、上半身を丸めながら起こしていく
3.上体を起こし終わったら、腹筋を意識しながらゆっくりと戻していく
実施回数
15回×3セット
トレーニングのポイント
・お腹の筋肉を意識
・腹筋をひとつずつ丸めるイメージで行う
レッグレイズ
鍛える部位
・腹直筋
・腸腰筋
やり方
1.仰向けで寝て、脚をまっすぐに伸ばし、手は横へ置く
2.腰を床につけるように意識しながら、両脚を床から少し浮かせる
3.垂直まで浮かせたら、ゆっくりと元の姿勢に戻る。脚は床から少し浮かせたままにしておく
足を上げるときは息を吸って、下げる時は吐き出す
実施回数
10回×3セット
トレーニングのポイント
・上半身に力が入り過ぎないようにする
・膝が曲がってしまうと力が抜けてしまうので注意
・疲れてきても足は地面につけない
ツイストクランチ or ロシアンツイスト
ツイストクランチ
鍛える部位
・腹斜筋
・腹直筋
やり方
1. 仰向けに横になり、両手を頭の後ろにセットする
2. 両足を90度に曲げて、足のつま先側を上げる
3. 右膝と左肘を、左右交互に引きつける
実施回数
10回×3セット
効果を高めるポイント
・左右を入れ替えるときはいったん正面を向くとよい
・お腹の収縮を意識する
・身体を起こすときに息を吐き、戻すときに息を吸う
ロシアンツイスト
鍛える部位
腹斜筋群
やり方
1. 両手を前にして、体育座りの状態になる
2. かかとは軽く地面に置く
3. 両手は正面に固定して、上体を左右にひねっていく
実施回数
20回×3セット
効果を高めるポイント
・体をひねる時は、肘を床に近づけるイメージで
・体を戻した時に一瞬ピタッと止める
・勢いではなく上半身を使ってひねる
プランク
鍛える部位
・腹直筋
・腹横筋(インナーマッスル)
やり方
1.うつ伏せになって、ひじとつま先を床につける
2.お腹に力を入れて、頭からかかとまでを一直線にキープする
実施回数
最初は10秒キープでもOK。慣れてきたら20秒、30秒と少しずつ伸ばしていきましょう。
効果を高めるポイント
体を1本の棒のようにまっすぐにキープする
監修者プロフィール
美容外科 SO グレイスクリニック院長
近藤惣一郎
医学博士(京都大学)
ロンリー侍ドクター
日本脳神経外科学会専門医
日本美容外科学会(JSAS)専門医
1988年 京大医学部卒
若返り専門の美容外科医。美は健康の上になり立つという理念のもと、正しい食生活・運動習慣・ダイエットに関する知識が豊富で、自らもダンサーとして、プロフィッシングアングラー(DAIWA)として、若さとナイスボディを保ち続ける。
Instagram:https://www.instagram.com/kondo.soichiro/
<Edit:編集部>