バーピーの驚くべき効果!たった1種目で『全身を変える』最強トレーニング (3/3)
<このページの内容>
最強「バーピー」のトレーニングメニュー|短時間・静か・腹筋など
短時間、ジャンプなしで静かにできるもの、腹筋も鍛える、MELOS YouTubeで見られるバーピーのトレーニング動画を紹介します。
全身の脂肪を燃焼させる2分間ダイエット
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バーピーで体力アップ&脂肪燃焼 15回×4セット
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「痩せる」ならバーピー!全身の脂肪を燃やす3メニュー(2分)
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全身を鍛えるトレーニング「バーピー」15回×3セット
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【腹筋×有酸素運動】超きつい「マウンテンクライマーバーピー」
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初心者におすすめの「飛ばないバーピー」

ジャンプを省いた「飛ばないバーピー」は、関節への負担を減らしながら全身を鍛えられます。
■飛ばないバーピーのやり方
1.直立姿勢からしゃがみ、手を床につける
2.両足を後ろに伸ばして腕立て姿勢になる
3.両足を前に戻し、立ち上がる(ジャンプはしない)
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ジャンプを抜いても、下半身・体幹・上半身の筋肉を十分に刺激できます。筋力や体力に合わせて、無理なく続けられる形から始めることが大切です。
バーピーの効果を最大化する5つのコツ
バーピーを効果的に行うには、フォームや呼吸のリズム、そしてトレーニング強度の調整が重要です。全身を意識しながら、1回1回の動作を丁寧に行いましょう。
フォームを正確に保つ
疲れてくるとフォームが崩れやすくなりますが、正確さを優先することが大切です。背中を丸めず胸を張り、体幹を引き締めることで姿勢を安定させられます。特に腕立ての姿勢では腰が反らないよう注意しましょう。
呼吸を意識する
息を止めると酸素不足でパフォーマンスが低下します。しゃがむときに息を吸い、ジャンプ動作で吐くようにリズムを取ると、動きが安定して心拍数を保ちやすくなります。
テンポと休憩を意識する
動作のスピードを上げすぎるとフォームが乱れるため、まずは「一定のテンポで続ける」ことを意識しましょう。慣れてきたらインターバルトレーニングの形式(HIIT)で行うと、脂肪燃焼と体力アップを同時に狙えます。
アレンジで刺激を変える
バーピーは、ジャンプ方向や動作を変えることでバリエーションを増やせます。
前方ジャンプ:立ち上がったあとに前へ跳ぶ
ボックスジャンプ:台やベンチの上にジャンプ
障害物ジャンプ:バーベルなどを飛び越える
懸垂付きバーピー:ジャンプの勢いで鉄棒を掴み懸垂を行う
新しい動きを取り入れることで、マンネリ化を防ぎ、常に全身に新たな刺激を与えられます。
継続するコツ
バーピーは非常にハードな運動ですが、続けることで確実に成果が出ます。「毎日短時間」「セット数を決めて」「無理せず」続けることが大切です。
最初は飛ばないバーピーから始めて、少しずつ強度を上げていきましょう。
バーピーの消費カロリーと脂肪燃焼効果を高めるコツ
バーピーでしっかり脂肪を燃やすためには、運動中・運動後の代謝を高めることがポイントです。脂肪燃焼に影響するアフターバーン効果と、バーピーによる消費カロリーの目安を紹介します。
アフターバーン効果とは
アフターバーン効果とは、運動が終わったあとも体が回復のために多くの酸素を使い、エネルギーを消費し続ける仕組みのことです。専門的には「EPOC(イーポック)」と呼ばれますが、簡単にいえば「動いたあとも燃え続ける現象」です。
運動中だけでなく、運動後の時間にもカロリー消費が積み重なるため、トレーニングの効率をさらに高められます。
バーピーとHIITのアフターバーン効果比較
| 種類 | アフターバーンの持続時間 | 特徴 |
| バーピー | 約3〜12時間 | 即効型・短時間で代謝アップ |
| HIIT(高強度インターバルトレーニング) | 約24〜72時間 | 持続型・長時間燃焼が続く |
バーピーは1種目でも負荷が高く、短時間でもアフターバーン効果を得やすいトレーニングです。一方でHIITは、複数の高強度種目を組み合わせるため、代謝が高い状態がより長く続きます。
「短時間でしっかり燃やす」ならバーピー、「時間をかけてじっくり燃やす」ならHIITと覚えておきましょう。
バーピーで期待できる消費カロリーの目安
| 運動時間 | 運動中+アフターバーン消費カロリー | 合計目安 |
| 約10分 | 約100〜150kcal+約30〜60kcal | 約130〜210kcal |
| 約20分 | 約200〜250kcal+約50〜100kcal | 約250〜350kcal |
| 約30分 | 約300〜400kcal+約70〜150kcal | 約370〜550kcal |
※体重や運動強度によって変動します。
バーピーは短時間でも消費カロリーが大きく、さらに運動後も燃焼が続くため、効率的に脂肪を落とせます。動作のテンポを一定に保ち、全力に近い強度で行うことで、より高い脂肪燃焼効果を得られます。
アフターバーン効果を高めるコツ
・できるだけ全力に近い強度で動く
・休憩を短くして心拍数をキープする
・呼吸を止めず、一定のリズムを保つ
・トレーニング後も軽く体を動かして血流を維持する
これらを意識することで、トレーニング後の代謝をさらに高め、脂肪燃焼を長く持続させることができます。
バーピーに関するよくある質問(Q&A)
バーピーに関するよくある疑問について答えます。
Q. 毎日やっても大丈夫ですか?
バーピーは全身に強い刺激を与えるため、毎日行うと疲労がたまりやすくなります。筋肉や関節を休ませる時間も必要なので、週3〜4回を目安に行うのがおすすめです。
筋肉痛がある日は休むか、強度を落としてフォーム練習を中心にしましょう。体が回復することで、次のトレーニング効果がさらに高まります。
Q. 初心者には難しいですか?
ジャンプを伴う動きが苦手な人や体力に不安がある人は、「飛ばないバーピー」から始めるのがおすすめです。ジャンプ動作を省略し、直立⇒腕立て動作だけで行えば、関節への負担を減らしながら効果を得られます。
フォームに慣れてから、少しずつジャンプを加えて負荷を高めましょう。
Q. ダイエットにはどのくらいの頻度が効果的ですか?
脂肪燃焼を目的とする場合は、週3〜5回のペースがおすすめです。1回あたりの目安は約2〜5分、または15回×3〜5セット程度。動作の合間に30秒ほど休憩を入れながら行うと続けやすくなります。
フォームを意識しながらテンポよく行うことで、短時間でもしっかり脂肪を燃やせます。また、食事バランスを整えることで、より早く体脂肪の減少や代謝アップを実感しやすくなります。
Q. ジムに行かなくても効果はありますか?
バーピーは自重で行うトレーニングのため、ジムに行かなくても十分に効果を得られます。自宅の少しのスペースでできるため、継続しやすいのも魅力です。時間を決めて習慣化すれば、全身の引き締めや体力アップにつながります。
監修者プロフィール
パーソナルトレーナー
荻田 大樹(おぎた ひろき)
▼プロフィール
香川県出身の元陸上日本代表・棒高跳選手。関西学院大学卒業後、ミズノに所属し、2016年リオデジャネイロオリンピックに棒高跳の日本代表として出場。自己ベストは5m70。日本選手権優勝、アジア選手権銀メダルなど、国内外で数々の実績を残す。
現役引退後は、スポーツの魅力を次世代に伝えるべく活動の幅を広げ、陸上クラブ「SUPERIOR」の代表としてジュニア育成に取り組むほか、兵庫県西宮市・大阪京橋の2拠点で展開する「パーソナルジム CARAS」の代表トレーナーも務める。トップアスリートの経験と専門知識を活かし、アスリートから運動初心者まで、幅広い層の指導を行っている。
▼ 経歴
・元ミズノトラッククラブ所属
・オリンピック日本代表
・世界選手権 日本代表
・日本選手権 優勝
荻田 大樹 Instagram
パーソナルジム CARAS 公式サイト・Instagram
トレーニング動画指導・監修
鳥光健仁(とりみつ・たけのり)
フィットネスランニングトレーナー。1991年生まれ、千葉県出身。出張パーソナルトレーナー、SUUNTO 5 アンバサダー、VX4アドバイザリー、HOKA ONE ONE サポート。
(株)BOOST(https://boost-inc.jp/)マネジメント契約、故障せずに年間7000kmを走破する男を合言葉に、積極的にランニングを行っている。
出演者
MIHO(みほ)
市民アスリート。トライアスロン、トレイルランニング、マラソン、スパルタンレース、筋トレが大好き。フルマラソン自己ベストは3時間0分18秒。1児の母。
■ Instagramアカウント → @mip0000
<Edit:MELOS編集部>







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