寒くなってきたらチャンス!「脂肪燃焼」効果を高める筋トレのやり方 (1/2)
気温が下がると、体は体温を保つために熱を生み出そうとする働きが活発になります。このとき、エネルギーをより多く消費するため、同じ運動でも寒い季節の方が脂肪を燃やしやすい状態だと言われています。
つまり、寒くなってきた秋〜冬は脂肪燃焼のベストシーズン。そんな時期にこそ実践したい「脂肪燃焼効果を高める方法」について、パーソナルトレーナー三原 大和さんに聞きました。
脂肪燃焼効果を高めるには?トレーナーが解説
「脂肪を効率よく燃やすには、筋トレで『燃焼スイッチ』を入れてから有酸素運動を行うのが最も効果的です。
筋トレによってアドレナリンや成長ホルモンが分泌され、脂肪が分解されやすくなります。その後運動することで、脂肪がエネルギーとして消費されます。
また、筋肉量が増えることで基礎代謝も上がるため、太りにくく痩せやすい体をつくることができます」
なぜ「筋トレ」が脂肪燃焼に効くのか
寒い時期はもともと代謝が上がりやすい状態にあります。そこに筋トレを加えると、脂肪燃焼効果をさらに高めることができます。
筋肉が「脂肪を燃やすエンジン」になる

筋肉はエネルギーを多く使う組織で、筋肉量が増えるほど基礎代謝が上がります。筋トレで筋肉を維持・増強することによって、1日の総消費カロリーが増え、脂肪を燃やしやすい体になります。体重の変化よりも、筋肉量の変化を意識することが大切です。
筋トレから有酸素運動へつなぐのが効果的
筋トレを行うとアドレナリンや成長ホルモンが分泌され、体に蓄えられた脂肪が分解されやすくなります。その直後に有酸素運動を行うことで、分解された脂肪がエネルギーとして消費されやすくなります。
「筋トレ→有酸素運動」の順番が脂肪燃焼の効率を高めるポイントです。
筋トレ後も続く「脂肪燃焼」効果
筋トレを終えたあとも、体は酸素を使いながらエネルギーを消費し続けます。この現象を「アフターバーン効果(EPOC)」と呼びます。
運動後も代謝の高い状態が続くため、筋トレを習慣にすることで長時間にわたり脂肪燃焼が期待できます。
次:自宅でできる脂肪燃焼×筋トレメニュー(8分間)
なぜ「秋」がもっとも痩せやすい季節なのか?その理由とオススメの食べ物
【8分で400kcal消費】体脂肪を減らすならHIITトレーニング







