スクワットは深くしゃがむほど痩せる?効果を左右する意外なポイント
スクワットは「深くしゃがむほど効果が高い」と思われがちですが、実は必ずしもそうとは限りません。
目的やフォームによっては、深くしゃがむことで効かせたい筋肉から負荷が逃げたり、膝や腰に負担がかかることもあります。
大切なのは、限界まで下げることではなく、狙った筋肉を正しく使えているかどうか。スクワットで結果を出すために知っておきたい、深くしゃがむ動作の考え方を解説します。
<このページの内容>
スクワットは「深くしゃがめばいい」わけではない
深くしゃがむ動作では、お尻や太ももの裏側まで使いやすくなります。その一方で、柔軟性や筋力が足りない状態で無理に下げると、腰が丸まりやすくなり、フォームが崩れる原因になります。
フォームが崩れたスクワットは、筋肉への刺激が弱くなり、思ったほどの効果が得られません。
効果を決めるのは「しゃがむ位置」より「使う筋肉」

スクワットの効果を左右するのは、どこまで下げたかよりも、どの筋肉を使って立ち上がっているかです。前ももだけで動いている場合、脚が張りやすく、引き締めやヒップアップにつながりにくくなります。
お尻を後ろに引き、股関節から動かす意識を持つことで、下半身全体にバランスよく刺激を入れられます。
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「もう少し下げられそう」くらいがちょうどいい
スクワットでは、限界までしゃがむ必要はありません。「もう少し下げられそう」と感じる位置で止めることで、フォームを安定させたまま動作を繰り返せます。
結果として、ケガのリスクを抑えつつ、狙った筋肉に継続して刺激を与えられます。
正しいやり方を知ることが近道
スクワットはシンプルな動きだからこそ、フォームや動かし方の差が結果に表れます。深くしゃがむことだけに意識を向けるよりも、目的に合ったフォームで行うことが大切です。
スクワットの種類や目的別のやり方を理解することで、効率よく体を変えられます。
本記事は、パーソナルトレーナー森 竜次氏監修の記事内容をもとに再構成しています。スクワットの深さによる効果の違いや、ダイエットや筋力アップを狙うやり方は、下記記事で詳しく解説しています。
監修者プロフィール
パーソナルトレーナー・スポーツトレーナー
森 竜次
私は専門学校にてパーソナルトレーニングとアスリートへのスポーツ指導について学び、NSCA - CPT(パーソナルトレーナー資格)とJSPO - AT(スポーツトレーナー資格)を取得し、4年制大学体育会系アメリカンフットボール部で食事指導やリハビリ指導・トレーニング指導など4年ほど経験。パーソナルトレーナーとしても24時間ジムにてフリーランスのトレーナーとして2年ほど、全国に展開するパーソナルジムでも勤務しておりました。前職での経験も生かし、怪我や痛みに悩む方でも安全なトレーニング、コンディショニングやパフォーマンスUPなども得意としておりますのでお気軽にご相談ください!
実績
FWJ(Fitness World Japan)(https://fwj.jp/)
2021年 APRILIS CHAMPIONSHIPS Men's physique 3位
2022年 POWERHOUSE GYM CLASSIC Men's physique 4位
2023年 BLAZE OPEN Men's physique 4位
保有資格
NSCA-CPT(https://www.nsca-japan.or.jp/)
JSPO-AT(https://www.jrc.or.jp/)
The Personal Gym:https://the-personal-gym.com/
<Edit:編集部>

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