ジョギング
フィットネス
2026年2月5日

毎日体を動かすなら「ジョギング」がベスト。医師がすすめる理由

毎日体を動かしたほうがいいのはわかっている。でも、ランニングはきつそうだし、ウォーキングだけで足りるのかも不安。そんなふうに感じている人は少なくありません。

実は、毎日の運動としてスポーツドクター・スポーツ整形外科医の樋口 直彦 先生は、「ジョギング」をおすすめしています。ここでいうジョギングとは、速く走ることではなく、会話できるくらいのペースで体を動かす運動を指します。屋外で走る必要はなく、室内やトレッドミルでも問題ありません。

樋口 直彦 先生監修「毎日ジョギングの驚くべき効果」記事をもとに、「なぜ毎日ジョギングをおすすめするか」をまとめます。

医師が「毎日の運動にジョギング」をすすめる3つの理由

ジョギングは、走る距離やスピードよりも「続けやすさ」が重視される運動です。医師の視点から見た、毎日の運動に適した理由を整理します。

体への負担が少なく、続けやすい

ランニングはスピードが上がる分、膝や足首への衝撃が大きくなります。毎日行うと、筋肉や関節の回復が追いつかず、痛みやケガにつながることもあります。

一方、ジョギングは呼吸が乱れない強度で行うため、関節への負担が比較的少ないのが特徴です。ウォーキングより刺激があり、ランニングほどきつくない。このバランスが、毎日の運動として適しています。

樋口先生は次のように話します。

「毎日体を動かす場合は、運動の強度が重要です。ジョギングは負担が大きくなりすぎず、長く続けやすい運動です」

自律神経が整いやすく、疲労が残りにくい

ジョギングは、一定のリズムで体を動かし続ける有酸素運動です。このリズム運動は、自律神経のバランスを整える働きがあることが知られています。

その結果、次のような変化を感じる人もいます。

・気分が安定しやすくなる
・日中の集中力が高まりやすい
・夜の寝つきが良くなる

強度の高い運動は一時的な達成感が得られる一方で、疲労が残りやすいこともあります。ジョギングは、体を追い込むのではなく整える運動として、毎日の生活に取り入れやすい点がメリットです。

脂肪燃焼と体力づくりを無理なく続けられる

ジョギングのペースは、脂肪をエネルギーとして使いやすい運動強度に入りやすいのも特徴です。心拍数が上がりすぎないため、短時間でも継続しやすく、体力や心肺機能を少しずつ高められます。

重要なのは距離やスピードではありません。「疲れを翌日に残さず、また体を動かせる状態」を作ることです。

その積み重ねが、結果的に疲れにくい体や安定した体調につながります。

ウォーキングやランニングとの違いは「ペース」

運動の違いを分けるポイントは、場所や種目ではなくペース(強度)です。

運動 強度の目安 特徴
ウォーキング
時速4〜6km
負担が少なく、運動習慣の第一歩
ジョギング
時速6〜9km
毎日の健康づくりに最適
ランニング
時速9km以上
体力向上・記録向上向け

ジョギングは、「歩く延長」のような感覚で行える強度でありながら、体への刺激も十分に得られます。そのため、毎日体を動かす運動として最もバランスが取れているといえます。

室内でも屋外でもOK。大切なのは「強度」

ジョギングの効果は、屋外か室内かで決まるものではありません。トレッドミルや室内での軽いジョグでも、会話できるペースで体を動かせていれば問題ありません。

天候や体調に合わせて、「外を走る」「室内で動く」「歩きを混ぜる」と調整することが、長く続けるコツです。

毎日体を動かすために意識したいこと

無理に「毎日走る」必要はありません。違和感や痛みがある日は、休む判断も大切です。

・今日はジョギング
・今日はウォーキング
・今日はストレッチだけ

このくらい柔軟に考えたほうが、結果的に習慣は続きます。

「頑張らない強度」が毎日の運動を支える

毎日体を動かすことは、健康やメンタルの安定に大きな意味があります。そのためには、続けられる強度を選ぶことが欠かせません。

ジョギングは、次のような点で、毎日の運動にちょうどいい選択です。

・体への負担が少ない
・疲労が残りにくい
・生活に組み込みやすい

「今日は軽く体を動かしたい」

そんな日に選びやすい運動こそ、長く続く習慣になります。

毎日ジョギングで期待できる効果や、1km・3km・5kmを走る違い、時間帯別の走り方については、下記の記事で詳しく解説しています。

毎日ジョギングの驚くべき効果|3km・5km…「1kmだけ」でも体は変わる【医師監修】

<Edit:編集部>