足に重りを付けて歩くとどうなる?アンクルウェイトの効果と1ヶ月の変化【理学療法士監修】 (4/4)
アンクルウェイトのデメリット・注意点
アンクルウェイトは便利な反面、使い方によっては関節負担を増やす場合があります。
膝や腰に不安がある人は注意
膝痛や腰痛がある人は、負荷によって症状が悪化する場合があります。違和感がある場合は、無理に使用しないようにしましょう。
ランニング使用は負荷が大きい
走る動作では着地衝撃が大きくなるため、関節負担が増えやすくなります。アンクルウェイトは、基本的にウォーキング用途で使うのがおすすめです。
違和感があればすぐ外す
「痛み」や「関節の違和感」が出る場合は、すぐに使用を中止しましょう。無理に続けるとフォームが崩れ、ケガにつながる場合があります。
長時間の常用は避ける
長時間つけっぱなしにすると、疲労によってフォームが崩れやすくなります。特に初心者は、10〜20分程度の短時間使用から始めるのがおすすめです。
慣れてきても、連続使用は30〜60分程度を目安にし、膝や股関節に違和感がないか確認しながら使いましょう。
重すぎるアンクルウェイトはフォームを崩しやすい
重量が重すぎると、足を引きずるような歩き方になりやすくなります。結果として、膝や股関節、腰への負担増加につながる場合があります。
なぜ“足首に500gだけ”で効果がある?
「500gくらいなら軽そう」と思う人は多いですが、足首に付けると体感は大きく変わります。
足首は身体の“末端”だから
足首は、身体の中心から遠い位置にあります。そのため、小さい重量でも脚を振り出す負荷が大きくなりやすいのです。
脚を振るたびに負荷がかかる
歩行では、脚を前後に振る動作を繰り返します。足首に重りがあると、そのたびに筋肉へ負荷が加わるため、想像以上に重く感じやすくなります。
リュック500gと足首500gは全然違う
同じ500gでも、背中に背負うリュックと足首の重りでは負荷の感じ方が異なります。足首は身体の末端にあるため、動かしにくさが大きくなりやすいのです。
脂肪500gとアンクルウェイト500gは何が違う?
脚に脂肪500gがついていたら、アンクルウェイト500gと同じでは?と言う疑問。重さ自体は同じですが、脂肪はお腹や太ももなど全身に分散しています。一方、アンクルウェイトは足首へ集中して負荷がかかります。
そのため、同じ500gでも「動かしにくさ」や「脚の重さの感じ方」が大きく変わるのです。
アンクルウェイトに関するQ&A
アンクルウェイトは毎日使ってもいい?
毎日使用しても問題ない場合はありますが、長時間の連続使用はおすすめしにくいでしょう。疲労や関節の違和感がある場合は、休息日を作ることも大切です。
アンクルウェイトは脚痩せに効果ある?
活動量アップには役立ちますが、部分痩せできるわけではありません。脚痩せを目指す場合は、食事管理や全身運動も重要です。
高齢者でも使える?
筋力維持目的で使われる場合もあります。ただし、高齢者はバランス能力の低下により、アンクルウェイト装着で転倒リスクが高まる場合があります。
軽負荷・短時間から始め、必要に応じて医師や理学療法士へ相談しながら使用しましょう。
監修者プロフィール
理学療法士・パーソナルトレーナー
大松 茉央登(おおまつ まおと)
■経歴
2016〜2022年 総合病院勤務
2022~2024年 訪問看護ステーション勤務
2024~現在 理学療法士による整体パーソナルトレーニング・ピラティスジム HabiGym 三軒茶屋 代表
■保有資格
理学療法士
3学会合同呼吸療法認定士
<Edit:編集部>









