足に重りを付けて歩くとどうなる?アンクルウェイトの効果と1ヶ月の変化【理学療法士監修】 (2/4)
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アンクルウェイトで期待できる1週間〜1ヶ月の変化
アンクルウェイトは短期間で劇的に痩せるものではありません。ただし、通勤や散歩などで日常的に使用することで、身体の使い方や歩行時の感覚に変化が現れる場合があります。
なお、変化の感じ方や時期には個人差があり、使用時間や運動習慣によっても異なります。
1週間で感じやすい変化
使い始めの1週間は、「脚が重い」と感じる人が多いです。
特に、太もも前や股関節周りが疲れやすくなり、軽い筋肉痛が出る場合もあります。
また、普段より足を持ち上げる意識が強くなり、「歩いている感覚」が変わったと感じる人も少なくありません。
2週間で起こりやすい変化
2週間ほど継続すると、歩行時に脚が上がりやすくなったり、階段移動で以前より疲れにくく感じたりする場合があります。
特に、お尻や股関節周りに「筋肉を使っている感覚」が出やすくなります。通勤や買い物など、普段の移動でも下半身を使っている感覚が強くなることもあります。
3週間で起こりやすい変化
3週間ほど継続すると、アンクルウェイトを付けた状態の歩行にも少しずつ慣れてきます。
慣れてきたことで、歩幅が少し大きくなったり、以前より長く歩けるようになったりする人もいます。
また、「エスカレーターではなく階段を使う」など、日常の活動量が自然と増えることもあるでしょう。
その結果、下半身の筋肉を使う機会がさらに増えやすくなります。
1ヶ月で起こりやすい変化
1ヶ月ほど継続すると、歩行時の活動量が増えることで、下半身の引き締まり感や、夕方の脚のむくみ軽減を感じる人もいます。
また、歩行フォームへの意識が残り、以前より姿勢よく歩きやすくなったと感じるケースもあります。
旅行やテーマパークなどで長時間歩いた時に「以前より脚が疲れにくい」と感じたり、長時間立っている場面でも、下半身の安定感や脚の持久力の変化を実感するケースがあるでしょう。
1ヶ月以上続けると歩き方はどう変わる?
1ヶ月以上続けると、同じ重量では最初ほど重く感じなくなる可能性があります。
また、アンクルウェイトを外しても、歩行フォームや足運びへの意識が残り、以前よりも歩きやすくなったと感じる人もいます。
さらに、「もう少し長く歩いてみようかな」「別の運動も試してみようかな」と、身体を動かす習慣が生活に取り入れやすくなるケースもあります。
一方で、長期間同じ負荷を続けても、消費カロリーが大きく伸び続けるわけではありません。
アンクルウェイトは、日常生活の中で自然と身体を動かす意識が高まり、運動習慣づくりの第一歩につながりやすい点が大きなメリットと言えるでしょう。
アンクルウェイトをつけたら痩せる?消費カロリーは増える?
アンクルウェイトを付けると、脚を動かす負荷が増えるため、通常のウォーキングより消費カロリーアップは期待できます。
研究でも、軽いアンクルウェイトを付けた歩行では、エネルギー消費がわずかに増加する可能性が示されています。ただし、「付けるだけで劇的に痩せる」というものではありません。
アンクルウェイトは「効果ない」と言われるのはなぜ?
アンクルウェイトは「付けるだけで痩せる」ようなアイテムではありません。そのため、短期間で大きな変化を期待すると、「効果ない」と感じる場合があります。
また、軽すぎる重量や短時間使用では負荷が小さく、身体が慣れてしまうケースもあります。
一方で、運動習慣づくりや歩行時の活動量アップには役立つため、目的を明確にして使うことが重要です。
アンクルウェイトの効果まとめ
アンクルウェイトは、普段の歩行に少し負荷を加えられるアイテムです。
劇的なダイエット効果を生むものではありませんが、次のような効果を期待できます。
・歩行時の運動強度アップにつながる
・足を持ち上げる筋肉を使いやすくなる
・歩行時の「足上げ」を意識しやすくなる
・通勤や家事を運動時間に変えやすい
・運動習慣づくりのきっかけになる
足を持ち上げる筋肉や下半身全体を使いやすくなることで、歩行時の安定感アップやつまずき予防、下半身の筋力維持・筋力アップにつながる場合があります。
また、ふくらはぎを動かす機会が増えることで、脚のむくみ軽減や、こむらがえり予防につながる可能性もあるでしょう。
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