フィットネス
2024年6月23日

握力の鍛え方とトレーニング4種目|どこの筋肉を鍛えればいい?握力強化のメリットとは (1/2)

実は握力を強化すると、筋トレ効果をはじめ、日常生活においてもさまざまなメリットがあります。

今回は、握力を鍛えるおすすめの握力トレーニングとメリットとを解説します。握力が弱い人は、ぜひ鍛え方をマスターしてみてください。

握力を強くするにはどこの筋肉を鍛えればいい? 

数ある腕筋の中で、握力に直接関係するのが以下の筋肉です。

  • 深指屈筋(しんしくっきん)
    ⇒人差し指から小指までの4本を屈曲させる筋肉
  • 浅指屈筋(せんしくっきん)
    ⇒人差し指から小指までの4本を屈曲させる筋肉
  • 長母指屈筋(ちょうぼしくっきん)
    ⇒親指を屈曲させる筋肉

また、握力に関係する筋肉だけでなく前腕部全体の筋肉を鍛えることで、効率よく握力を向上させることが可能です。

握力を高めると、こんなメリットが!

背中や腰まわりの筋トレには握力が欠かせない

皆さんが思っている以上に、筋トレには握力が必要です。とくに背中(背筋)や腰部の大筋群を鍛えるエクササイズには握力が欠かせません。

たとえばバーベルやダンベル、マシンのバーなどを握って引っ張るプル系エクササイズは、握力が弱いと高重量を扱うことができないでしょう。

懸垂やデッドリフトやベントオーバーロウ、ラットプルダウンなどでも先に握力がなくなり、動作が止まってしまう人も少なくないはずです。

高重量でも耐えられる握力をつけることで、目的の筋肉にも大きな刺激を与えることができるようになります。

スポーツパフォーマンスも左右する

スポーツには用具を使う種目が数多くあります。また、用具もバットやラケット、ボールなど、形や大きさ、重さまでさまざまです。

それらを上手にコントロールするためには、握力が重要となります。握力が弱ければ、それらの用具にうまく力が伝わらずパフォーマンスが低下するでしょう。

また、疲れて握力が低くなってきたときは、ホールド力の差がさらに大きくなって結果に現れるはずです。

日常生活でも握力があると便利

日常生活で握力が必要な場面はたくさんあります。

  • 重い荷物や買い物袋を運ぶ
  • ビンのふたを開ける
  • タオルを絞る

握力を鍛えるだけで、日常生活のパフォーマンスも向上するのです。

次:握力を鍛えるトレーニング

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