インタビュー
2019年3月15日

SUPER☆GiRLS坂林佳奈が語る、新人アイドルの“筋トレ戦略” (2/3)

思春期に“女子”を意識しはじめてから筋トレを開始

――アイドルになりたいと思ったきっかけはなんですか?

中学校のときです。それまで歌は好きだったのですが、実は、人前で歌うことを恥ずかしいと思っていました。でも先輩たちの卒業式を見たとき、先輩たちが大きな口を開けて堂々と歌っている姿を見て、「恥ずかしいことじゃないんだ」と感じました。それから人前で歌うことが楽しみになり、町内のお祭りでもカラオケ大会に出場したりしました。

――音楽を学べる高等専修学校に進学したそうですが、進学先を音楽系にしたのは歌が理由ですか?

そうですね。高校では、ボイトレを受けたり、演奏に合わせて歌ったりしていました。ボーカルのためのトレーニングも先生からたくさん教えてもらいました。トレーニングを、ボーカルのためのものではなく、筋トレとして意識するようになったのは、高校2年生くらい。ちょうど、“女子”を意識しはじめた高校2年生くらいから、周りの友達のお弁当が急に少なくなったんです。私は大盛りの唐揚げ弁当などを食べていたので、「なんでそんなに少なくて生きていけるの!」と疑問に思いました。でも、お弁当が少ない子が、すっきりしたスタイルで、「いいなあ」と。私は、たくさん食べたかったので、食べた分だけ体を動かそうと思って、本格的な筋トレを始めました。

――どんな筋トレを始めたのですか?

最初は、ネットの筋トレ動画を参考にしました。でも物足りなさを感じて、そこから、くびれを作るためのトレーニングを調べて、カーヴィーダンスやベリーダンスを開始。プラスして、腹筋ローラーを使ったトレーニングと、ランニングをしていました。

――はたからみるとハードな様子ですが、辛いと思ったことは?

辛さを感じたことはありません。毎朝、起きてすぐにお腹をつまんでいたんですが、体がみるみる変わって行くことが実感できて、うれしかったんです。そのうちに、つまんだときにお腹が“いい具合”じゃないと嫌になるくらいでした(笑)。

腹筋番長となって自分をアピール!

――現在は、どのようなメニューでトレーニングをしているんですか?

腹筋ローラー50回は日課です。そのほかにも、全身を鍛えたいので、体幹を鍛えるトレーニング、縄跳び、ダンベルを持ち上げながらスクワットなど、いろいろと試しています。クビレの状態を見て「違うな」と思ったらベリーダンス。40分くらいなのですが、ずっと腰をひねっています。トレーニング用のDVDを見ながらやるのですが、もう全部、空で覚えてしまったので、スパガに曲に合わせてベリーダンスのメニューを提案できるくらいです。

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