インタビュー
2018年8月2日

割れた腹筋が私にキャラを与えてくれた。#腹筋女子・佐藤まりあ(フィロソフィーのダンス)[前編] (1/3)

 骨太なファンクサウンドとクオリティの高いパフォーマンスでアイドルファンだけでなく、音楽ファンも唸らせているアイドルユニット「フィロソフィーのダンス」。そんななか音楽とはちょっと違う視点から熱い視線が注がれているメンバーがサブリーダーの佐藤まりあさん。佐藤さんの腹筋がかっこいい!とファンのみならず、筋トレヲタの間で話題なんです。

 佐藤まりあさんのすっと筋の入ったかっこいい腹筋はどのようにして手に入れたのでしょうか? 前編ではまず佐藤さんのパーソナルな部分に迫ります!

オーディションに落ちた回数は50回!!

――まずは佐藤さんがアイドルを目指したきっかけから教えていただけますか?

実はアイドルになりたかったわけじゃないんです。

――別の何かを目指していた?

そうなんです。小学校3年生の時に買ってもらった「nicola(ニコラ)」というティーン向けの雑誌に当時、新垣結衣さんがモデルとして誌面に出ていて、それを見て新垣さんにすごーく憧れていました。どうにかして会いたくて、モデルを目指していたんです。

でも全然受からないんです。1次面接は必ず通るんですけど、2次で必ず落とされちゃう。50回は履歴書を出しましたが全部ダメで、私の人間性に問題があるんじゃないかと悩みつつ、どうしても芸能界に入りたかったので、アイドルの練習生から芸能界を目指そうと方向転換したんです。

――モデルを目指していたのに、アイドルへの方向転換は大きな決断だったんじゃないですか?

そうですね。でもアイドルの練習生としてレッスンを受けていくうちに私自身がアイドル大好きになりました。特にアイドリング!!!さん、ももいろクローバーさんはCD買ったり、リリースイベントにも行っていましたね。

――アイドルを本腰入れてやっていこう、って思えたきっかけはあるんですか?

初めてライブ出演をした時ですね。特典会でファンの方から直接感想をもらえて、素直に「うれしいな」って思えたんです。ファンの方と近い距離で関われるってこんなにうれしいことなんだ、と思った時にアイドル続けられるって思ったんです。

――そこからどのように「フィロソフィーのダンス」へ加入したんでしょうか?

期間限定アイドルグループのメンバーとして活動していて、「この次どうしよう」と迷っていた時に、「履歴書持ってくれば誰でも審査します」というオーディションが発表されたんです。面接の練習がてら応募したのが「フィロソフィーのダンス」だったんです。

――練習で受けたオーディションに受かっちゃったということですよね?

すごくびっくりしました(笑)!

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