インタビュー
2017年10月5日

「アームレスリングで引き締まった。私らしい身体作りができているのが楽しい」。アップアップガールズ(仮)・森咲樹(後編) (1/2)

 アイドル界に君臨する豪腕、アップアップガールズ(仮)・森咲樹(もり・さき)さんにアームレスリングの魅力を聞くインタビュー。後編では、今年8月に参加したTOKYO IDOL FESTIVAL2017(以下、TIF)について、トレーニングの様子や大会を振り返っての感想などを聞ききました。結果は残念ながら惨敗に終わってしまったものの、アームレスレスリングに向かう気持ちはますます高まっているようです。

▼前編はこちら

「筋肉質な腕を見せるのが恥ずかしかったけど、今ではアームレスリングが私のアイデンティティ」。アップアップガールズ(仮)・森咲樹(前編) | ビューティ, トレーニング×スポーツ『MELOS』

打倒・さかっち! 勝つために動画で研究

―今年8月のTIFに向けても、だいぶ気合いが入っていたのではないかと思います。

今年の1月に大会(TOWER RECORDS presentsザ・感謝祭2017新春)があって(感謝祭内の大会)3連覇したんですけど、そのときもだいぶ鍛えていたんです。大会前の1ヶ月は特にみっちりやりました。でも、そこで最後にサプライズ登場した酒井瞳さん(元アイドリング!!!/現メンテナンス)というすごい豪腕の方に負けてしまって。今年のTIFの腕相撲コーナーにも酒井さんの出演が決まっていたので、1ヶ月で勝てないなら、TIFに向けてその倍の2ヶ月間の特訓をしました。

―特にどういう取り組みをしましたか?

「さかっち(酒井瞳)対策」をやりました。昨年のTIFで酒井さんにボロ負けしたとき、「来年またリベンジさせてください」と宣戦布告をしていたんですけど、普通に鍛えているだけじゃダメだと思ったんですね。それで酒井さんと私の(対戦)動画を何回も見返して、握り方やフォームをトレーナーの先生と研究したんです。(対戦前に)負けてしまいましたけど(笑)。

―動画を見て得られるものがやはりあるんですね。

腕相撲のフォームって何種類もあるんですよ。1種類だけじゃないんです。特に私の得意なフォームと、さかっちのフォームとの相性がびっくりするくらい最悪の組み合わせで。こちらの体重がうまくかからない感じだったんです。そこで相手を観察することはやっぱり大事だなと思いました。

―筋肉もかなりつけたのでは?

今年のTIFのトレーニング中は、100ポンド(約45kg)を持ち上げていました。ちょっと男性でも引いてしまうくらいの重さじゃないかと思います。アプガの他のメンバーだったら、30〜40ポンドくらいで、もうキツイという感じですね。

―アームレスリングの試合に勝つために必要なことは何だと思いますか?

必要なのはトレーニングしてきた自分を信じて大会に挑むこと。あとは瞬発力ですかね。手を握って「レディ、ファイト!」と言われた瞬間に(相手の良いポジションに)持っていかれちゃうと、やっぱり不利になっちゃいますから。いかに0.1秒でも早く自分の有利なポジションに持っていくかが大事だと思います。

―今年のTIFを振り返って反省点などありますか?

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