【トランポリンダイエット】トランポリンエクササイズの効果とやり方 (1/2)
さまざまなエクササイズ器具がありますが、大人から子供まで誰でも取り組めて、遊びながら運動できるのが「トランポリン」です。
マンションなどの室内で利用できる家庭用トランポリンは、全身の有酸素運動として運動不足解消にもおすすめで、リハビリやダイエット、使い方によって筋力強化にもつながるとして人気が高まっています。
そんなトランポリンを使ったエクササイズの効果とは。またトレーニング方法も解説。
トランポリンエクササイズで期待できる効果
全身の筋肉を刺激する
トランポリン上での動作は不安定です。そのため、動作に必要なお尻や太ももだけでなく、姿勢を安定させるための体幹部や関節まわりの小さな筋肉群、高く跳ぶのに必要な上半身の筋肉など、一度にカラダ全体の筋肉を刺激することができます。
また、地上のエクササイズとは違った刺激をカラダに与えることが可能です。
有酸素運動による脂肪燃焼効果
トランポリンは、ジョギングなどと同じように有酸素運動を行うことができるアイテムです。しかも屋外に出ず、場所が広くなくてもできるなど、ジョギングにはないメリットもあります。
なお、トランポリンの運動強度はウォーキングと同じ程度とされていますが、跳び方を変えることでハードな運動にもなり、消費カロリーをウォーキングよりも増やすことも可能です。
[おすすめサービス]本気の家トレ始めたい人へ!日本最大級のフィットネス動画サービス「LEAN BODY(リーンボディ)」
心肺機能の向上
ハードなエクササイズを行うことで、心肺機能を高める効果があります。
短時間で高強度のエクササイズを繰り返すインターバルトレーニングであれば、アスリートでもトランポリンを効果的に活用できるでしょう。
ケガ後のリハビリにも有効
地面から衝撃を受けることなく動けるトランポリンは、関節への負担が少なく、子どもから高齢者まで取り組むことができます。ケガ後のリハビリにも最適です。
また、不安定性から関節を安定させる筋肉群を刺激し、関節に負担をかけずに心肺機能の向上を図ることができるので、リハビリ用のツールとしてプロのスポーツ現場でも活用されています。
子どもの運動能力向上
カラダの使い方やリズム感、バランス感覚など、トランポリンには子どもの運動能力を向上させるための要素がたくさん含まれています。
幼児から使えて楽しみながら運動できるので、遊び感覚で使っているうちに運動能力も向上できるでしょう。
関連記事:「トランポリンエクササイズ」ってダイエット効果ある?トレーナーが解説
トランポリンエクササイズのメニュー
マンションやアパートなどでは下階に騒音を与えないよう、必ずトレーニングマットやヨガマットを敷いて行いましょう。騒音や床の傷を予防することもできます。
両足ジャンプ
両足で小さく飛び跳ねる、基本的なトランポリンの跳び方です。
高く跳ぶよりリズムよく
ポイントは高く跳ぼうとせず、リズムよく跳ぶこと。リズムをとるために、上半身を使って跳ぶように意識してみましょう。
高く跳ぶとキツさが上がる
ちなみに1回を高く跳ぶよう意識して行うと、筋肉への刺激量も増えるでしょう。そのときも上半身を使うのがポイントです。
肘を曲げ、肩甲骨を大きく動かすように肩を後ろへ回しましょう。肘が肩より高い位置にくるように肩を回すと、上半身の力をうまく使うことができます。
ウォーキング
跳ぶだけでなく、ウォーキングするように足踏みをするだけでも効果があります。
運動強度はジャンプより低くなりますが、交互に脚を動かすのでバランスが悪くなり、刺激が変わってくるでしょう。
ケガ後のリハビリなどは、このウォーキングから始めることをおすすめします。まずは小さな動作から始め、慣れてきた膝を高く上げるなど、動作を大きくしていきましょう。
足幅を広げて行う
足幅を広げて行うと強度が高まります。動作中のバランスが悪くなることで、太ももの内側にある内転筋群や、バランスをとるためのお尻の筋肉が刺激されるはずです。
足幅を開閉しながら行う
足幅を閉じたり開いたりしながらウォーキングです。足を閉じたところから始め、「右足開いて・左足開いて・右足閉じて・左足閉じて」とウォーキング動作を行います。
その場で行うウォーキングと異なり、重心の移動が必要となるため難しくなるでしょう。