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ホットヨガの効果を、LAVAと同志社大学が共同研究。どんなメリットが期待できる?

 大人の女性を中心に、最近は男性人口も増えつつある「ヨガ」。心身を整える、しなやかな筋肉を身につけるなどさまざまな効果が期待できるとされており、中でもホットな環境で汗を流すホットヨガは大人の習い事として不動の人気を誇っています。

そんなホットヨガについて、興味深い研究結果が登場しています。

 全国に450店舗以上のホットヨガスタジオLAVAを展開する株式会社 LAVA Internationalは、 同志社大学大学院 生命医科学研究科/アンチエイジングリサーチセンター 米井嘉一教授と共同研究を実施。

 その結果、ホットヨガの効果として、長寿遺伝子「サーチュイン 6*」を含む遺伝子のほか、糖代謝、肌質、体重・体型・柔軟性、心身ストレスなどの項目において、有意な改善を確認しました。これにより、アンチエイジングに関するさまざまな項目についての改善が期待できることが分かりました。

*〔サーチュイン6 SIRT6)〕とは

2008年に SIRT6が基質特異的な NAD依存性の脱アセチル化活性をもつことがわかり、生化学的・分子生物学的な解析が飛躍的に進んだ 。 現在ではゲノムの安定性,免疫,糖代謝,脂質代謝,心・血管疾患,神経疾患,がん,老化,寿命など非常にさまざまな生命現象や疾患において重要な役割を果たしていることが明らかにされ、健康寿命の延伸や疾患の予防や治療の標的として注目されている。

【出典】來生 (道下 ) 江利子 (2017-03) SIRT6と代謝・老化 (特集 糖尿病患者の健康寿命延伸を 目指して : 老化関連因子サーチュイン・ AGEs・ p53と寿命 ) 月刊糖尿病 9(3), 54-59.

どんな研究を行ったのか

 研究対象は、「健常かつ普段運動を行っていないと自覚している20歳~59歳までの日本人女性53名」。

 試験期間中「室温35度前後、湿度60%前後」の環境内で行われる1回60分のホットヨガレッスンを、週2回、12週3か月間、モニター調査を行いました。

 その後、ホットヨガを実施せず日常生活を記録した対照群と比較し、身体に及ぼす影響を検証しています。

 試験実施前と実施後では、アンケート調査のほか、体構造の全体測定、部位測定、柔軟性測定、皮膚測定、老化関連マーカー測定、ストレス評価、血圧測定、血液生化学検査、血液学的検査などを施行しています。

どんな結果が出た?

 ホットヨガがもたらす各種効能を検証した結果、以下の効果が認められたとのことです。

(1) サーチュイン遺伝子 SIRT6の発現量の上昇
(2) 糖代謝に関するHbA1cの低下
(3) 皮膚状態(角層水分量、シワ・キメ)の改善
(4) 体重・体型・柔軟性の軽度改善
(5) 問診票 SF-8による心身ストレスの改善

有意な改善を確認した項目

  • 老化マーカー:長寿遺伝子 SIRT6
  • 血液生化学検査:HbA1c、カルシウム
  • 皮膚状態:角質水分量、シワ、キメ、ポルフィリン
  • 体構造:体重、BMI、体脂肪率
  • 部位周囲径:ウエスト、ヒップ、バスト、二の腕、太もも、ふくらはぎ
  • 柔軟性:前屈、後屈
  • 心身ストレス評価:健康関連QOL尺度 -SF-8の活力、社会生活機能、日常役割機能 _精神、精神

 共同研究を行った米井嘉一教授は次のようにコメントしています。

「適度な温熱療法とヨガの身体活動の組合せであるホットヨガは、深部体温上昇とヨガの身体活動との組み合わせの相乗効果により、長寿遺伝子の活性を高め、糖代謝・ 肌質・ 心身ストレス・柔軟性・体重・体型などの、若々しさと健康と美しさを保つアンチエイジングに関する様々な項目についての改善が期待できることが分かりました。また、血糖管理の指標となる HbA1c値の改善は、ホットヨガを行うことによる糖尿病予防の一助となる、新しい可能性も示唆されたと考えています」

 これまでも、LAVAはホットヨガに期待できる効果をアンチエイジングの観点から検証していましたが、今回と同様、ホットヨガとアンチエイジングの関係性が示唆される結果が出ています(第1回論文はこちら)。

参考:Ishikawa T, Ito E, Okada T, et al. Hot yoga increases SIRT6 gene expression, inhibits ROS generation, and improves skin condition. Glycative Stress Res. 2021; 8: 123-135.

 今回の共同研究の成果となる論文 「ホットヨガ 12週間実施による心身への影響の検証」 は、2022年6月30日に一般社団法人糖化ストレス研究会より発行される学術誌「Glycative Stress Research 9巻 2号」へ掲載予定です。

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米井嘉一(よねい・よしかず)
慶應義塾大学医学部卒。 抗加齢医学研究の第一人者として、研究活動に従事するとともに、研究成果を講義、講演、著作、学会発表・論文などで日本のみならず世界に発信している。 2005年、日本初の抗加齢医学の研究講座である同志社大学アンチエイジングリサーチセンター教授に就任。老化度判定ドック(アンチエイジングドック)における老化マーカーの開発と治療ガイドラインの作成に従事。 2008年同志社大学大学院生命医科学 研究科 教授に就任すると共にアンチエイジングリサーチセンター教授も兼任。最近の研究テーマは老化の危険因子と糖化ストレス。

ホットヨガスタジオ LAVA
全国に 450店舗以上を展開する日本最大規模のホットヨガスタジオ(2022年 5月時点)。これまで 200万人以上に体験され(2019年 11月時点)、 『ヨガスタジオ・フィットネス・スポーツクラブ総合満足度 No.1』を獲得(イー・クオーレ調べ 2020年10月)。ヨガインストラクターが約3,000人以上所属する LAVAだからこそできる質の高いレッスンや、日本人の体型・体質に合わせた 発汗しやすい温度・湿度環境により、心もカラダもクリアな状態へ導きます。ホットヨガプログラムに加え、常温ヨガ、フローティングヨガ・ブラックライトヨガなど多種多様なプログラムを40種類以上提供中。

<Edit:編集部>

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