運動(トレーニング)に適した飲み物は?人気スポーツドリンク7種の成分を比較してみた (1/4)
運動で失った水分や栄養を、素早く補給できるスポーツドリンク(スポドリ)。コンビニやスーパー、ドラッグストアなどで手軽に購入することができますが、種類が多いため「どれにしようか」と迷ってしまうこともあるでしょう。
もちろん、見た目や好みの味で選ぶ人も多いはず。しかしやっぱり気になるのは、ドリンクに含まれている栄養などの成分です。そこで代表的なスポーツドリンクを例に、成分表示からその中身を比較してみました。スポドリ選びの参考に、ぜひご覧ください。
スポドリに含まれている成分はどんな成分?
スポドリを比較する前に、まずはスポーツドリンクに含まれている代表的な成分を確認してみましょう。商品ごとにいろいろな栄養素が含まれていますが、ここでは主に以下4つの主要な栄養素から比較していきます。
1)エネルギー(カロリー)
スポーツドリンクは比較的カロリーが低め。中にはカロリーゼロの商品もあります。
2)炭水化物(糖質)
ここでいうところの炭水化物は、いわゆる「糖分」を表します。スポーツドリンクは糖分が多めに含まれているので、日常で頻繁に飲むことはおすすめしません。
3)ナトリウム(塩分)
「ナトリウム量 (mg)×2.54÷1,000=食塩相当量(g)」の計算式から、食塩相当量を測ることができます。(グリコ 栄養成分百科より http://www.glico.co.jp/navi/dic/dic_30.html)
4)アミノ酸
BCAA(バリン、ロイシン、イソロイシンの総称)、アルギニン、グルタミンなどがあり、免疫力の向上や筋肉疲労の抑制にも効果あるとされます。まさに、運動時に着目したい栄養素と言えるでしょう。
7種類をピックアップ!主要スポーツドリンクの成分は!?
それでは、各種スポーツドリンクの成分を比較していきしょう。世の中には数多くのスポーツドリンクが販売されていますが、ここでは7つに絞ってご紹介していきます※栄養成分は100mlあたり。
1)ポカリスエット(大塚製薬)
もっとも塩分(ナトリウム)と糖分(炭水化物)が多く含まれており、カロリーも高い数値となっています。
【エネルギー】25kcal
【炭水化物】6.2g
【ナトリウム】49g(食塩相当量0.124g)
【アミノ酸】なし
【その他】カルシウム2g、マグネシウム0.6g、ビタミンC
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