
スイカに期待できる、6つの健康メリットとは?熱中症や疲れ対策にも (3/4)
スイカの食べ過ぎはNG! 考えられるデメリット
スイカは低カロリーで栄養価も豊富ですが、食べ過ぎには注意が必要です。
とくに、スイカは利尿作用が強いので、スイカと一緒にお酒を飲むと脱水症状になる危険性があります。また、スイカを食べ過ぎるとからだが冷える原因になります。
スイカの食べ過ぎは頻尿になる?
スイカに多く含まれるカリウムは、体内の余分な水分の排出を促す作用があります。そのためトイレの回数は多くなると考えられます。
スイカは一日何個まで?どのくらいの量ならOKなのか
では、どのくらいの量なら食べすぎにならないのか。食べる目安としては、1日に200g程度がいいでしょう。だいたい大きめカット1切れくらいです。
ちなみに厚生労働省の「健康日本21」では、1日に200gの果物を摂取することを推奨しています。
スイカの効果的な食べ方は「一気に食べない」
スイカの効果を最大限に引き出すためには、頻繁に少量ずつ食べることが大切です。一度に大量に食べるよりも、栄養素が効果的に吸収されやすくなります。
ただし、スイカは一度切ってしまうと長期保存するのが難しい食材です。切った面から水分が蒸発してしまうため、時間が経つと風味や食感が落ちてしまいます。
毎日少量ずつ食べる方法としては、以下がおすすめです。
カットスイカを冷蔵庫で長持ちさせる方法
スイカを切った後はラップで包んだり、密閉容器(タッパー、ジップロップ)に入れて冷蔵庫で保存すると、風味や鮮度を保つことができます。
また、スイカの切り口にレモン汁を塗ると酸化を防げ、長持ちできるでしょう。
スイカは冷凍できる! 冷凍保存方法
スイカは冷凍保存することも可能です。
- スイカを適当な大きさにカットする。種や皮は取り除いておく。
- カットしたスイカを密閉容器やジップロックなどの保存容器に入れる。
- スイカを冷凍庫に入れて凍らせる。
解凍する場合は、冷蔵庫でゆっくりと解凍するか、常温に置いて自然解凍させましょう。
ただし、完全に解凍すると食感が少し柔らかくなります。半解凍にして、デザートやスムージーなどに利用するのがおすすめです。
「スイカは栄養がない」はウソ!
きゅうりと同様、スイカも栄養がないと思われやすい野菜のひとつですが、今回ご紹介したように、たくさんの栄養成分が含まれています。トマトやきゅうりなどの夏野菜とともに、デザートとしてとり入れてみてはいかがでしょうか。