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2024年1月26日

「日本人もやれば出来るんだ」ポケモンスリープで日本人の睡眠時間が増加 (1/2)

株式会社ポケモンがリリースした睡眠ゲームアプリ『Pokémon Sleep(ポケモンスリープ)』のユーザーデータを元に、国別の平均睡眠時間が算出されました。      

Pokémon Sleepをプレイすることで、はたして睡眠習慣の変化は実感できているのか。それを調査するため、ユーザー10万人以上のプレイデータから算出し、世界7カ国(日本、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、カナダ)の平均睡眠時間をランキング。

世界の平均睡眠時間は6時間28分 日本は世界平均より36分少なく最下位という結果でしたが、3カ月以上継続してプレイした日本のユーザーは、1カ月プレイでは約30分3カ月以上プレイすれば、約1時間10分睡眠時間が増えたという驚きの結果も。

日本の継続プレイによる睡眠時間の伸び率に、睡眠学の世界的権威も驚き

プレイ初期7日間の平均睡眠時間を国別で算出すると、日本の平均睡眠時間が5時間52分と世界の平均睡眠時間と比べて36分睡眠時間が少なく、日本は他国に比べ睡眠時間が短いということがわかりました。

しかし、3カ月以上アプリをプレイした日本のユーザーのユーザーデータを算出すると、プレイ開始時と比較し1カ月プレイすると平均睡眠時間が約30分、3カ月以上プレイすると約1時間10分長くなっていたのです。

『Pokémon Sleep』の監修にも携わった睡眠学の世界的権威・柳沢先生も、この結果に「日本人もやれば出来るんだ」と、驚きのコメントを残しています。

『Pokémon Sleep』の監修に携わった柳沢先生からのコメント

日本のプレイヤーの睡眠時間は、3カ月が経過してもさらに延び続け、60分以上も延びていて、日本人も「やれば出来るんだ」と思いました。

「多忙で睡眠を軽視しがちな若者や現役世代が、ゲームをより楽しむために積極的に睡眠をとるようになった」という事実は、これまでの「ゲームは睡眠を妨げる」という社会認識を覆すものであり、また、ゲームのようなその人に合った動機付けによって、睡眠ウェルネスを大きく向上させる行動変容が生じる可能性を示すものです。

今回の結果に、睡眠研究者としての驚きや興奮と、このゲームの監修者としての大きな喜びを感じています。

この発見を日本人の睡眠不足解消のブレイクスルーとするべく、「眠ることがもっと楽しくなる」コンテンツづくりに引き続き関わっていきます。

また、日本のユーザーに対しアンケートを実施したところ、3カ月以上プレイしているユーザーの約83%が朝起きるのが楽しみになったと回答し、約88%は睡眠習慣の改善を実感したと回答しました。

調査結果まとめ

  • 世界の『Pokémon Sleep』ユーザー10万人以上を対象に、実際のユーザーデータから国別の平均睡眠時間を算出しランキング化。日本は最下位という結果に

  • 日本のユーザーデータを算出すると、継続プレイ1カ月後には約30分、3カ月以上プレイすると約1時間10分睡眠時間が増え、7時間3分に

  • 日本のユーザーに対しアンケートを実施したところ、3カ月以上継続プレイしているユーザーの約83%が朝起きるのが楽しみになったと回答し、約88%は睡眠習慣の改善を実感

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