ヘルス&メンタル
2024年9月8日
連休明け、会社に行きたくない!罪悪感なく休む方法(言い訳)を考えてみた (3/3)
それでも「ズル休みかも」と思ってしまう人へ
産業カウンセラーとしてたくさんの方々と関わってきた中で、頑張り屋、努力家、成果を上げられてきた方、営業成績が優秀だった方ほど、心身が整わず会社を休んだときにズル休みをしてしまったと思われる方が多いです。
ですが、長い人生、平均寿命の84歳まで生きるとして、1年や2年は、人生のうちの数パーセントです。逆にたった数パーセント休んで、心を整えて復活したあと、残りの90%以上の人生を有意義に生きられるとしたら、むしろ早く休むほうが効率的ではないでしょうか?
また、人は、他人の状況にあまり関知しません。休まれた方に対して、なぜ休んでいるんだとそのときは思われたとしても、会社は営業し続けるわけなので、休んだ人の溝はすぐに埋められてしまいます。
新人を雇用する会社も多いです。迷惑をかけていると思っているのは意外と自分だけかもしれません。
私自身、従業員25名の福祉施設を運営していますが、辞められる方の溝は、すぐに埋まります。休職される方もいますが、既存の従業員から文句が出ることはありません。それよりも、目の前の仕事をこなすことでいっぱいいっぱいです。
他人の目を気にすることなく、休みたいときはしっかり休んで、回復されたら、その分しっかり社会貢献を目指すのはいかがでしょうか?
人には、タイミングがあると思います。出来るときに出来ることをする。しんどいときは休むタイミングなんだと思って、思う存分休んで頂きたいと思います。
監修者プロフィール
野邑浩子
特定非営利活動法人たんぽぽの丘 理事長。産業カウンセラー、介護福祉士、一児の母。現在は施設を運営しながら、産業カウンセラーとして企業の人事にも貢献している。
<Edit:編集部>