ヘルス&メンタル
2024年10月1日

「目覚ましを大きい音で鳴らす」…実はNG!その理由とは (1/2)

リンナイ株式会社から出された、睡眠専門家・梶本修身先生による「睡眠チェックリスト」と正しい睡眠法をご紹介しました(リンナイ調べ:熱と暮らし通信 疲労と睡眠に関する意識調査より)。

今回は、チェックリスト項目を元に、NG睡眠パターンを見ていきます。解説は睡眠専門家・梶本修身先生です。

[プロフィール]
梶本修身先生
東京疲労・睡眠クリニック院長・医師・医学博士大阪外国語大学(大阪大学)保健管理センター准教授、大阪市立大学大学院医学研究科疲労医学講座特任教授等を歴任。産官学連携「疲労定量化および抗疲労食薬開発プロジェクト」では統括責任者を務める。著書「すべての疲労は脳が原因I・II・III」は累計20万部を突破するベストセラー。現在、「ホンマでっか!?TV」他、数多くのメディアで活躍中。

「目覚ましアラームを大音量でかける」はNG!

すぐに目が覚めるよう、大きな音でアラームを鳴らしていませんか? 朝の目覚め方も、睡眠の質を左右します。

突然、大きい音で目覚めてしまうと体に悪い

突然の大きな音で起こされると、一気に交感神経が緊張し、心拍数や血圧が上昇します。

起床直後は自律神経機能も完全に目覚めていないため、立ち眩みや不整脈、心筋梗塞や脳卒中のリスクも高まります。

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次:どんなアラームが目覚めに最適か?

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