ウェルネスフード
2024年12月6日

アーモンド、毎日食べるメリットとは?思った以上の「うれしい利点」も (2/2)

また、一方のビタミンB2は、糖質・たんぱく質・脂質の代謝を促し、とくに脂質の代謝を促進するとのこと。

さらに細胞の再生を促し、たんぱく質の合成を促進して活性酸素によって脂質が酸化してできる「過酸化脂質」を分解する働きがあるのだそうです。

高い抗酸化力を持つビタミンEと、脂質を分解するビタミンB2はさまざまな人にとってうれしい栄養素です。

血管の健康維持、血中コレステロール減少、老化予防なども期待

そのほかにもうれしい効果があります。

「強い抗酸化作用のあるビタミンEにより血管を若返らせ、アーモンドの脂質であるオレイン酸やリノール酸は、血中のコレステロールを減らし動脈硬化を予防します。アーモンドの薄皮に含まれるポリフェノールは、細胞のさびつきを抑えて老化を防ぎます」(深野さん)

ビタミンEやポリフェノールの抗酸化作用が肌や髪を若々しく保つアンチエイジング効果にもつながり、良質な脂質がコレステロールの抑制や動脈硬化を予防。さらに食物繊維の働きで便秘解消を解消してデトックス効果も。

「ちなみにたんぱく質や脂質、食物繊維が多く含まれているアーモンドは腹持ちがよく、間食にも向きます」と、最後に深野さん。これはダイエットにも心強い味方となるアーモンドのお話でした。

ナッツの食べ過ぎ、なぜ危険?デメリットと摂取量の目安、注意点[薬剤師監修]

※本記事はアーモンドはなぜ筋トレ効果を高めるのか?栄養や食べるタイミング、1日の摂取量[管理栄養士監修]の一部を抜粋し、再編集したものです。

<Edit:編集部>

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