ヘルス&メンタル
2025年1月7日

食べ過ぎたあとの「リセット術」。翌日の食事メニューや過ごし方をトレーナーに聞いた (1/4)

つい食べ過ぎてしまった翌日、体が重く感じる、罪悪感を抱えてしまうことはありませんか? でも大丈夫。食べ過ぎは1日で取り戻せるものではありませんが、適切なリセット術を実践すれば、体をスッキリ整えることができます。

この記事では、食べ過ぎた翌日の過ごし方やおすすめの食事メニュー、心がけたいポイントをご紹介します。解説はパーソナルトレーニングジムSTUDIO KOMPAS(スタジオコンパス)のトレーナー・山岸慎さんです。

食べ過ぎた翌日の「基本の過ごし方」

食べ過ぎた翌日に大切なのは「胃腸の負担を減らしながら、必要な栄養はしっかりとる」こと。食べ過ぎると胃での消化に時間がかかり、不快感や体のだるさにつながります。

消化に負担がかからないものを少量から取り入れ、胃腸を休ませつつも、体が必要とするエネルギーや栄養素を確保していくことが重要です。

ポイント1:少量ずつ、ゆっくり食べる

食べ過ぎの翌日は、つい「食事を抜いてしまおう」と思いがちですが、まったく食べないよりも少量でも消化に良いものをこまめにとるほうが、体調を整えやすくなります。

朝食を抜くと夕方まで空腹状態が続いてしまい、かえって夜にドカ食いしてしまうリスクも高まります。

ポイント2:水分補給をしっかり行う

食べ過ぎた翌日は、胃腸の調子が乱れやすいだけでなく、食事で過剰に摂取した塩分の影響でむくみが出ることもあります。

水や、お茶などを意識して取り入れてみましょう。

ポイント3:無理な運動は避け、体調に合わせる

食べ過ぎた翌日は「消費カロリーを増やそう!」と激しい運動をしがちですが、運動も内臓にとってはストレスになる場合があります。

まだ胃腸の働きが回復しきっていない段階で高強度の運動を行うと、体への負担が大きくなりやすいのです。

まずは消化に良いものを摂取して体調を整え、ウォーキングや軽いストレッチ、ヨガなど、低〜中強度程度の運動から始めるのがおすすめです。

ジョギング、ランニング、ウォーキング。どれが一番痩せる?

1 2 3 4