専門家に聞く！ビタミンCを摂りすぎるとどうなる？過剰摂取のデメリット (2/2)

ビタミンCの「1日の適量」とは

徳満さん：大人が摂取するビタミンCの適量は、1日100mgとされています。

ビタミンCは体内に溜めておくことができない栄養素なので、1日の中で何回かに分けて摂りましょう。一気にたくさん摂っても排出されてしまいます。

ビタミンCを豊富に含むフルーツや緑黄色野菜を、生の状態で食べるか、加熱する場合は蒸して食べるのがおすすめです。

水に溶けやすい栄養素なので、長時間ゆでる調理法はあまりおすすめしません。

相性がいい栄養素は「ビタミンE」

ビタミンCを多く含む食品	ビタミンEを多く含む食品
赤ピーマン ブロッコリー アセロラ キウイ　等	ナッツ モロヘイヤ ドライトマト しそ　等

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ビタミンCを大量消費する“アルコールや喫煙”は控えめに

徳満さん：飲酒や喫煙の習慣があると、せっかく摂ったビタミンCが大量に消費されてしまいます。

アルコール

体内でアルコールを分解する際、ビタミンCが使用されます。そのため、飲酒量が多いほど、たくさんのビタミンCを消費してしまいます。

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喫煙

タバコの煙が体内に入ると、多量の活性酸素が発生します。この活性酸素を除去するために、ビタミンCが多量に消費されてしまいます。

参考
厚生労働相　一時的に体調が悪くなるのは効果のある証拠と考えて良い？
厚生労働省　統合医療に係る情報発信等推進事業　ビタミンC

監修者プロフィール

徳満友美

株式会社Luce/健康検定協会。日本エステティシャン協会認定フェイシャルエステティシャン大手エステティックサービスの提供、技術営業指導員を経て、化粧品、健康食品会社にてスタッフ育成、その後美容皮膚科にて運営、企画を行う。株式会社Luceでは健康、医療情報メディカルアカデミーを担う。

＜Edit：編集部＞