「実は試合のたびに足がつってた」。長年の悩みを解決した“意外な方法”とは?サッカー日本代表・森下龍矢選手×サイキンソー対談 (2/4)
足のつりだけじゃない。他にもこんな変化が!
──腸活によって下痢や足のつりが消えた以外に、試合でのパフォーマンスではどういう良い影響がありましたか。
森下選手:
これは主観なのですが、落ち着くというか、余計なことを考えないというか、スッキリした気持ちでプレーできるようになったと思っています。気持ちが晴れるというか、全力を出せる安心感はすごくありますね。
いつ足がつるか分からない状態でプレーしていると、早く点を決めてアピールしなきゃいけないという焦りがプレーに影響を与えていましたが、現在は「まだ90分あるじゃん」という風に変化しました。
パフォーマンスアップも感じましたね、かなりハードな試合をした次の試合も調子いいです。
たとえばミッドウィーク(平日、週半ば)・週末・またミッドウィークに試合があると、前は毎試合もう疲労困憊で、練習も出るのが遅くて……みたいな感じでしたが、今はそういう感覚はないですね。
それこそ今、ポーランドでカンファレンスリーグというヨーロッパの大会に出てるんですけれど、まだいけるっていうような(感覚)。軽いですね、体。確実に食事の影響があると思います。
今のチームは、連戦だと練習せずにストレッチして終わり、それでまた次の試合……ってスケジュールなのですが、そう考えると、僕が連戦のときにやってることって、食べて寝るしかしてないんですよ。食べることってめちゃくちゃ大事じゃない? と。
コンディショニングのために意識している食生活
──腸内環境を整えるため、管理栄養士からのアドバイスのもと、ビフィズス菌入りヨーグルトを定期的に摂取したり、早食いをやめたり、歯磨きなどのオーラルケアを徹底して規則正しい食生活を続けたと聞きました。
森下選手:
はい。とくに力を入れているのは、「食べる時間を決めること」です。前回、サイキンソーさん主催のイベントで京都府立医科大の内藤先生と対談させてもらったとき、1日のリズムを形成するために食事(時間)がとても大事だと伺い、本当にその通りだなと思ったので。当時、うまく眠れないときがあって、それをなくすためにも時間を設定したほうがいいなと感じたからです。
ポーランドは新幹線がなくてどこまでもバス移動。試合後はどんなに遅くてもその日に帰ってくるので、21時に試合とかだったら次の日は朝の4時帰宅とかですね。
夕食もバスで食べなきゃいけないので、皆はハンバーガーとか食べるんですよ。僕は食べれないし、食べたい気分でもなかったので、鶏肉とかにしていました。
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