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あなたのメンタル、もう限界かも?「心が壊れる5つの前兆」とは (1/2)
心が壊れるほど限界な精神状態になる前には、前兆のようなものが起きることが多いようです。当てはまることがないかチェックしましょう。
大阪カウンセリングセンターBellflowerの臨床心理士・町田奈穂さん監修の心が壊れている人によく見られる顔つきや特徴、心が壊れる5つの前兆[臨床心理士監修]より、一部抜粋してお届けします。
前兆1.何に対しても、意欲や活気が湧かない
今まで楽しんでいた趣味に興味がなくなる。週の中盤~後半になっても、仕事へのやる気がまったく出ない。
これらは、心が壊れる前兆として特に気になるサインです。
「これまで休日は映画を楽しんでいたけれど、寝て過ごすことが多くなった」なども心が壊れる前兆である可能性が高いです。
日常の中でかかっているストレスを探し、解消のためにセルフケアしてあげましょう。
前兆2.食欲がない、あるいは、暴飲暴食をしてしまう
長期間食べることができないも、食べすぎてしまうのも、どちらも心が壊れる前兆です。
食欲とメンタルは、非常に複雑で複数の要素が絡み合っています。たとえば、セロトニンやドーパミンなどの脳内の神経伝達物質は、食欲と精神面に密接に関連しているため、「ショックなことがあり、食欲が湧かない」「ストレスで暴食してしまう」といったことが起こると言われています。
前兆3.人に会うのが億劫になる
心が壊れてしまうほど精神的に限界になると、人とのコミュニケーションを避ける傾向があります。
これにはさまざまな要因が考えられますが、「自分のことでいっぱいだから、人と話す気力や体力がない」「人と話すとストレスが溜まると思い、無意識のうちに人と会うのを避ける」などのパターンが考えられます。
もちろん、苦手な人とは無理にコミュニケーションをとる必要はありませんが、信頼できる人に適切なサポートをしてもらうことも、精神状態を回復させるひとつの方法です。
前兆4.眠れない
- 布団に入ってもなかなか寝付けない
- そもそも眠くならない
- 夜中に何度も目が覚める
- 早朝に目が覚める
睡眠の乱れが続くのは、心が壊れる前兆のひとつです。
過度なストレスは、不安や興奮を引き起こすことがあるため、このような睡眠の乱れが起こることがあります。
前兆5.些細なことにイライラする
「コンビニ店員の態度がそっけなかった」「同僚の言葉遣いが気に入らない」など、日常の些細なことにイライラすることはありませんか?
以前は気にならなかったことが気になるようになっている状態が理由もなく続いているのなら、心が壊れる前兆かもしれません。
また、芸能人のスキャンダルなどに対して強い怒りや悲しみを感じるなど、自分に関係ないことなのに無性に腹が立ってしまうのも危険なサインのひとつです。
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