
【診断付き】心が壊れる前兆5つ。壊れてる人の顔つきや特徴とは?[臨床心理士監修] (1/4)
- 健康
- 2023年9月29日
心が壊れる前には、「前兆」としてとあるサインがあらわれることがあります。今回はこの心が壊れる前兆について、臨床心理士さんに聞きました。
「心が壊れてる人の顔つきや特徴は?」「一度壊れた心は二度と元に戻らないって本当?」などの疑問にもお答えします。
「心が壊れそう」な人のためのストレス診断
「心が壊れそう」と感じる方は、過度なストレスがかかっていることが多いです。まずは、ストレス診断を行い、ご自身のストレス度合いを確認しましょう。
- 些細なことでイライラしてしまう
- ひどく疲れを感じる
- 不安を感じる・落ち着かないことが頻繁にある
- 何をするにも面倒に感じる
- 物事に集中できないと感じることがある
- 頭が重い・頭痛などの症状がある
- 動悸や息切れがする
- 食欲がない、もしくは暴飲暴食することがある
- よく眠れない
- 家族や友人に相談できない
- 仕事のタスクが非常に多い
上記のチェック項目の内、4個以上当てはまる場合は過度なストレスがかかっている可能性が高いです。心が壊れる前に、対策を行い、ストレスを発散させましょう。
※チェック項目は、厚生労働省の「職業性ストレス簡易調査票(57項目)」の中から抽出し、編集したものです。
そもそも……「心が壊れる」とはどんな状態?
具体的な状態は、個人の経験や状況によって変化するため、人によって異なります。本記事で心が壊れるとは、「持続的に気分が沈み、何も考えられない・何も手につかない」ような状態を指すことにします。
心が壊れる前兆5つ
心が壊れるほど限界な精神状態になる前には、前兆のようなものが起きることが多いです。心が壊れそうという人は、前兆に当てはまることがないかチェックしましょう。
- 何に対しても、意欲や活気が湧かない
- 食欲がない、あるいは、暴飲暴食をしてしまう
- 人に会うのが億劫になる
- 眠れない
- 些細なことにイライラする
前兆1.何に対しても、意欲や活気が湧かない
- 今まで楽しんでいた趣味に興味がなくなる
- 週の中盤~後半になっても、仕事へのやる気が全くでない
というのは、心が壊れる前兆として特に気になるサインです。
「これまで休日は映画を楽しんでいたけれど、寝て過ごすことが多くなった」なども心が壊れる前兆である可能性が高いです。日常の中でかかっているストレスを探し、解消のためにセルフケアしてあげましょう。
前兆2.食欲がない、あるいは、暴飲暴食をしてしまう
長期間食べることができないも、食べすぎてしまうのも、どちらも心が壊れる前兆です。
食欲とメンタルは、非常に複雑で複数の要素が絡み合っています。例えば、セロトニンやドーパミンなどの脳内の神経伝達物質は、食欲と精神面に密接に関連しているため、「ショックなことがあり、食欲が湧かない」「ストレスで暴食してしまう」といったことが起こると言われています。
前兆3.人に会うのが億劫になる
心が壊れてしまうほど精神的に限界になると、人とのコミュニケーションを避ける傾向があります。これには様々な要因が考えられますが、「自分のことでいっぱいだから、人と話す気力や体力がない」「人と話すとストレスが溜まると思い、無意識のうちに人と会うのを避ける」などのパターンが考えられます。
もちろん、苦手な人とは無理にコミュニケーションをとる必要はありませんが、信頼できる人に適切なサポートをしてもらうことも、精神状態を回復させる1つの方法です。
前兆4.眠れない
- 布団に入ってもなかなか寝付けない
- そもそも眠くならない
- 夜中に何度も目が覚める
- 早朝に目が覚める
など、睡眠の乱れが続くのは、心が壊れる前兆の1つです。
過度なストレスは、不安や興奮を引き起こすことがあるため、このような睡眠の乱れが起こることがあります。
前兆5.些細なことにイライラする
「コンビニ店員の態度がそっけなかった」「同僚の言葉遣いが気に入らない」など、日常の些細なことにイライラすることはありませんか? 以前は気にならなかったことが気になるようになっている状態が理由もなく続いているのなら、心が壊れる前兆かもしれません。
また、芸能人のスキャンダルなどに対して強い怒りや悲しみを感じるなど、自分に関係ないことなのに無性に腹が立ってしまうのも危険なサインの1つです。
心が壊れてる人の特徴や顔つき
心が壊れてる人は、外見や顔つきに特徴があることが多いです。1つの目安として、チェックしてみると良いでしょう。