心が壊れている人によく見られる顔つきや特徴、心が壊れる5つの前兆[臨床心理士監修] (1/4)
心が壊れる前には、前兆としてとあるサインがあらわれることがあります。今回はこの心が壊れる前兆について、臨床心理士さんに聞きました。
「心が壊れてる人の顔つきや特徴」「一度壊れた心は二度と元に戻らないって本当?」などの疑問にもお答えします。
「心が壊れそう」な人のためのストレス診断
「心が壊れそう」と感じる方は、過度なストレスがかかっていることが多いです。まずは、ストレス診断を行い、ご自身のストレス度合いを確認しましょう。
- 些細なことでイライラしてしまう
- ひどく疲れを感じる
- 不安を感じる・落ち着かないことが頻繁にある
- 何をするにも面倒に感じる
- 物事に集中できないと感じることがある
- 頭が重い・頭痛などの症状がある
- 動悸や息切れがする
- 食欲がない、もしくは暴飲暴食することがある
- よく眠れない
- 家族や友人に相談できない
- 仕事のタスクが非常に多い
上記のチェック項目の内、4個以上当てはまる場合は過度なストレスがかかっている可能性が高いです。心が壊れる前に、対策を行い、ストレスを発散させましょう。
※チェック項目は、厚生労働省の「職業性ストレス簡易調査票(57項目)」の中から抽出し、編集したものです。
「心が壊れる」とはどんな状態か
具体的な状態は、個人の経験や状況によって変化するため、人によって異なります。本記事で心が壊れるとは、「持続的に気分が沈み、何も考えられない・何も手につかない」ような状態を指すことにします。
心が壊れている人によく見られる特徴や顔つき
心が壊れている人は、外見や顔つきに特徴があることが多いようです。ひとつの目安としてチェックしてみると良いでしょう。
心が壊れている人に多い特徴
- 髭を剃っていない・メイクをしていない
- ヨレヨレの服を着ている
- 臭いなど不潔さが気になる
心が壊れてる人は、感情が鈍化したり無気力感があらわれたりすることがあります。そのため、外見や身なりに対する興味が極端に低下し、このような傾向があらわれることがあります。
匂いなどは、本人よりも周りが気づきやすい特徴のひとつです。もし周りにこれらの特徴が当てはまる人がいれば、注視しておくと良いでしょう。
心が壊れている人に多い顔つき
- 表情の変化が乏しい
- 笑顔がない、あるいは、常にニコニコしている
以前はそうでなかったのに、常に一定のトーン、一定の表情で話すようになった方は、心が壊れている傾向がとても高いです。
特に、楽しいことや好きなことをしても笑顔が少なかったり、お笑い番組を見ても笑わなかったりという方は要注意です。
反対に、常に笑顔の方にも注意が必要です。例えば自身の辛い経験についても、「別に大したことないよ〜」と傷ついた様子を見せずに話すことは、心理学的に「抑圧」といって、本来の辛さと向き合う心の状態でないために、感情を無理に抑え込んでいる状態だと考えられます。
他にもある! 心が壊れている人に多い傾向とは
- デスク周りやカバンの中が異様に汚い
- 家が汚い・ひどく散らかっている
仕事や子育てで目まぐるしい忙しさの中、「片づけてられない!」という方もいらっしゃるでしょう。日々本当にお疲れ様です。
もちろん、時間的に片付けが難しい方もいらっしゃいますが、それは「休息の時間が取れていない」とも言えます。
毎日しっかり休めていますか? 趣味や睡眠のための時間は確保できていますか? 気づかないうちに心がパンクしてしまっているかもしれません。
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