ヘルス&メンタル
2025年2月25日

なぜ?「アラフォーでどんどん太る女性」の共通点とは (2/3)

中年太りをストップ! すぐできる「5つの予防法」

野本さん:中年太りを予防するための予防法を実践してみましょう。

予防法1 タンパク質を摂る

朝、昼、夜の3回に分けて、こまめにタンパク質を摂取しましょう。

タンパク質は、筋肉を作る栄養成分です。1度に処理できる量には限りがあるので、こまめに摂取してください。

筋肉量が多いほど基礎代謝が増加し、太りにくい体質に変わるでしょう。

▼タンパク質を豊富に含む食品

食品 ・肉類(鶏ささみ、豚ヒレ、牛ヒレ)
・魚類(まぐろ赤身、本ガツオ、マカジキ)
・豆類(納豆、大豆)
・乳製品(チーズ、牛乳)
・卵

働き

・筋肉を作る
・脂肪分解作用をもつ成長ホルモンの分泌を促進する

予防法2 ゆっくり食べる

食事の際は、「20分以上かけて食べる」「ながら食いしない」「1口30回を目安に噛む」ということを心掛けましょう。

時間をかけて食べると、満腹感を得られて、血糖値の急激な上昇も抑えられるため、太りにくくなります。

予防法3 野菜から食べる

食物繊維を豊富に含む、野菜類やサラダなどから食べましょう。

食事は、以下の順番で食べるのがおすすめです。

食物繊維(野菜など)

タンパク質(肉類、魚類など)

炭水化物(ご飯、パン、麺類など)

食物繊維を最初に食べると、余分な糖質や脂質の吸収を抑制できて、血糖値の急激な上昇を抑えられるため、太りにくくなります。

予防法4 腸内環境を整える

発酵食品と食物繊維を積極的に食べて、腸内環境を整えましょう。

発酵食品には、善玉菌が含まれています。食物繊維は、善玉菌のエサとなり、善玉菌を増やします。そのため、この2つを摂取すると腸内環境が整うでしょう。

▼腸内環境を整える食品

発酵食品 : 味噌、納豆、キムチ、チーズ、ヨーグルトなど
食物繊維 : ブロッコリー、キノコ類、ほうれん草、オレンジ、キウイなど

予防法5 運動する

手軽にできて続けやすい有酸素運動を週3~5日、1回20分以上目安に行いましょう。

有酸素運動は「ウォーキング」「サイクリング」「ジョギング」「ヨガ」がおすすめです。

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