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2025年2月25日

運動不足だとなぜ太る?トレーナーが語る「やってはいけないNG習慣」 (3/3)

NG習慣4.太りやすい食べ物を好んでいないか?

食べる量だけでなく、食べる“もの”にも気をつけると効果的です。糖質を控えるなど、ざっくりとした内容でも効果は期待できるでしょう。

食べる量を減らすより、食べるものを賢く選んで太るのを防ぎたい。そんな人は、「GI値」を参考にしてみてください。GI値とは「グリセミック・インデックス(Glycemic Index)」の略称で、食べた食品が消化されたときにどのくらい血糖値を上昇させるかを示した指標です。

GI値とは。ダイエットにどんな効果がある?GI値が高い&低い食品一覧

GI値が低い食品は血糖値を上昇させないため太りにくく、GI値が高いと血糖値が上がりやすく太りやすい食品と言えます。炭水化物の場合、以下のようなものはGI値が高くなります。

  • 食パン(GI値:95)
  • 白米(GI値:88)
  • うどん(GI値:85)

もちろん、お菓子類はGI値が高いので避けた方が無難です。そして注意したいのが、野菜にもGI値が高いものがあるということ。

具体的に、以下のようなものは気をつけましょう。

  • ジャガイモなどのイモ類(GI値:90)
  • ニンジン(GI値:80)
  • トウモロコシ(GI値:75)

料理をする際、材料選びの参考にしてみてください。

NG習慣5.見落としがちなのが「飲み物」

また、飲み物にも注意しましょう。

家にいるとジュースや清涼飲料水などに手が伸びやすく、いつでも水分補給が可能です。甘いコーヒーや紅茶などを好んで、いつも以上に飲んでしまう人は多いかもしれません。

しかし飲み物の糖質が多いと、あまり食べていなくても摂取カロリーを増やす原因になります。

ノンカフェインのお茶・飲み物一覧|薬剤師が解説!カフェインゼロドリンクおすすめ9選

太らずに過ごすため、運動以外に気をつけたいポイントを解説しました。食事コントロールはもちろん、家の中で取り組める運動を行い、運動量を確保することも必要です。

著者プロフィール

和田拓巳(わだ・たくみ)

プロスポーツトレーナー歴16年。プロアスリートやアーティスト、オリンピック候補選手などのトレーニング指導やコンディショニング管理を担当。治療院での治療サポートの経験もあり、ケガの知識も豊富でリハビリ指導も行っている。​医療系・スポーツ系専門学校での講師や、健康・スポーツ・トレーニングに関する講演会・講習会の講師を務めること多数。テレビや雑誌においても出演・トレーニング監修を行う。運営協力メディア「#トレラブ(https://tr-lv.com/)」などで多くの執筆・監修を行い、健康・フィットネスに関する情報を発信している。日本トレーニング指導者協会 JATI-ATI
公式HP/公式Facebook

<Text:和田拓巳>

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