
なぜカロリー管理をしてもダイエットに失敗するのか?その理由を管理栄養士が解説 (1/2)
「太る原因はカロリーだけではない」。では、カロリー管理をしていても太ってしまう理由には、何が考えられるでしょうか。管理栄養士・神原李奈さんに聞きました。
太るのは、カロリー「だけ」が原因ではない
神原さん:消費カロリーよりも摂取カロリーが上回ってしまうと太ります。しかし、同じ摂取カロリーでも栄養素のバランスが悪いと、脂肪が蓄積され、太りやすくなります。
たとえば、同じ500kcalの食事でも、糖質の割合が多ければ、脂肪が蓄積しやすくなります。
また、塩分摂取量が多いと、むくみが生じ、太って見えることがあります。そのため、太る原因はカロリーだけではないと言えるでしょう。
糖質とカロリーはどっちが太るの?
神原さん:糖質を多く摂った場合とカロリーを多く摂った場合、どちらの方が太るとは一概に言えません。糖質もカロリーも、多く摂ればどちらも太る原因になります。
食事の量を減らすと「一時的に」体重は減る
神原さん:極端な食事制限を続けていると、栄養不足になります。その結果、次のような体に悪影響を及ぼす恐れがあります。
・筋肉量が減少し、基礎代謝が低下する
・摂食障害を引き起こす
極端に食事の量を減らすと、一時的に体重は減少しますが、太りやすい体になってしまうので気を付けましょう。
タンパク質不足 ⇒ 免疫力が低下する、体力が低下する、筋肉量が減少する
炭水化物不足 ⇒ 集中力が低下する、疲れやすくなる
鉄分不足 ⇒ 貧血を起こす
健康的に痩せるなら、適度に糖質制限を行い、消費カロリーをアップさせるのがよいでしょう。
糖質制限することで、体を動かすためのエネルギー源が糖質からケトン体(脂肪)に切り替わり、脂肪燃焼を目指せます。しかし、極端な糖質制限は体調を崩すので注意が必要です。
摂取カロリーよりも消費カロリーが多ければ、体重は減少するでしょう。消費カロリーを増やすためには、「運動する」「基礎代謝量が高い体を目指す」ことをおすすめします。
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